日本へ里帰りするためには、当然飛行機に乗らないといけません。
バンコクから日本まで、時間にして約5〜6時間。
そこまで長時間ではありませんが、やっぱり妊婦なので色々と心配です。
今回は、里帰り出産で飛行機に乗る際の注意点などをまとめてみました。
飛行機は妊娠何週まで乗れるのか
まず、航空会社ごとに妊婦の搭乗については規定を定めています。
例として、バンコク- 日本間で代表的な航空会社2つの規定を載せておきます。
JAL(国際線)の規定
診断書が必要な場合
- 出産予定日から28日以内の場合(妊娠36週以降)
- 予定日がはっきりしない場合
- 双子以上の妊娠をしている方
- 早産の経験がある方
診断書+医師の同伴が必要な場合
- 出産予定日から14日以内の場合
※診断書は出発前7日以内に作成のもの
タイ航空(国際線)の規定
診断書(英文)が必要な場合
- 妊娠28〜34週
- 妊娠35〜36週(4時間未満のフライト)
- 双子以上の妊娠している方
- 早産の経験がある方
- 普通分娩以外の出産を予定している方
搭乗できない場合
- 妊娠35〜36週(4時間以上のフライト)
- 妊娠37週以降
※診断書は出発前7日以内に作成のもの
実際のところは?
一応、規定では上記の通りですが、さすがに妊娠35週以降では遅すぎると思います。
一般的には、安定期と言われる28週までがベストと言われているようです。
私の場合は、妊娠30週で里帰りをしました。
最初は32週で飛行機を取っていたんですけど、周りの里帰り経験者に、もう少し早めの方がいいとアドバイスをされて変更しました。
結果、30週で帰っておいて良かったなと思います。
それ以降になると、お腹も大きくなって張ってきますし、腰痛なんかも出てきていたので、けっこう辛かったかもしれません。
何があるか分からないので、できるだけ安心できる週数で帰られることをお勧めします。
里帰り当日
席の空いている平日がオススメ
私が予約したのは、タイ航空の平日夜便です。長期休暇や祝日とも被っていない、本当にただの平日です。これが、大正解でした!!
当日、タイ航空のチェックインカウンターで病院でもらった診断書を見せ、妊婦であることを証明します。
で、「絶対に窓際の席」というのと、「できれば広々とした席で」とリクエストをしました。あわよくば一番前の席にと思っていたんですが、それは難しいと断られてしまいました。
で、いざ飛行機の座席へ行ってみると、なんと!!
前も横も後も、誰もいない席だったんです!!
これは、ほんっとーに快適でした!!
前がいないということは、リクライニングで背もたれが倒れてこないということ。
多分、倒れてくるとお腹がかなり窮屈になっていたと思うんですよね。それなのに自分は背もたれを気兼ねなく倒し放題ヾ(´∀`)ノ
また、腰が少し痛かったので、隣の席の枕も使わせてもらって背中とお尻の下に敷いていました。
横がいないと荷物も置きやすいですし、回収されるまで邪魔で仕方のない食後のトレイも、隣の席に置いておくことができます。
きっと平日で空いている便だったからだと思います。
という訳で、かなり粋な計らいをしていただき、快適な5時間を過ごすことができました(*´ω`*) やるなTG…!
飛行機内での注意事項
母子手帳は手荷物に
母子手帳を持っておけば、空港や機内で何かあっても、すぐに今の週数や出産予定日、状況を周りの方に分かってもらえます。
間違っても預け入れ荷物に入れっぱなしにしないように!
水分をたっぷりとる
喉が乾いたら、CAさんにお水をお願いして水分をしっかり取りましょう!!
でも、炭酸飲料は飲んだらダメですよー。気圧の低下によって腸内のガスが膨張して、お腹や膀胱を圧迫してしまうそうです。
トイレは我慢しない
妊婦が頻尿になるのは仕方のないこと。膀胱が子宮に圧迫されますからね。
私も1時間に1回はトイレに立っていました。そのためにも、座席は絶対通路側にしてもらいましょう!!
ゆったりとした服装で
妊娠中でなくても、長時間の飛行機移動の際にはゆったりとした服装にされる方が多いと思いますが、妊婦のときは特にお腹をしめつける服装がやめておいた方がいいです。
ワンピースやロングスカートがオススメです。
エコノミー症候群に注意
妊娠中期から妊娠後期は、お腹の重みや大きさで足の付け根が圧迫されやすくなります。
すると血行が悪くなり、エコノミー症候群になりやすいんだそうです。
トイレに立つついてでにでも、歩いたり足を伸ばして血行を促した方がいいです。
まとめ
妊娠中といえど、事前にお医者さんに許可をもらって、航空会社にも妊娠中ということを伝えておけば、特に困ることはありませんでした。
どちらかというと、子連れでタイまで戻るときのほうが大変そうですね(;´∀`)