こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
今回はチャオプラヤー川沿いにある隠れ家のようなお宿「ロイラロンホテル (Loy La Long Hotel)」を紹介します。
5つ星ホテルからホステルまで、バンコクには数多くの宿泊施設がありますが、せっかくならば「そのお宿でしか味わえない特別感」を味わいたいもの。
そんな目線で探していくと、バンコクには本当に沢山のユニークなお宿があります。
今回ご紹介するのは、客室がチャオプラヤー川にせり出しているという、なんとも変わったお宿「ロイラロンホテル (Loy La Long Hotel)」です。
ゆったりスポット満載の隠れ家
ロイラロンホテルはチャオプラヤー川沿いにある、築100年以上の古民家を改装したゲストハウスです。
アクセスが少し分かりづらい所にあるのと引き換えに、隠れ家感とプライベート感に溢れた空間を提供しています。
客室は7室のみ。他にはない魅力が盛りだくさんなので、週末はなかなか予約がとれない人気のお宿なんですよ。
こちらが入り口に置かれた看板。施錠されている場合はインターフォンを鳴らして中に入りましょう。
ドアの中は、普通の住宅の様な玄関が続いています。奥まで行くとレセプションがあります。
内ドアを開けるとレセプションに到着。一転してアンティークカフェの様な可愛らしい雰囲気が視界に飛び込んできます。
ここに立った瞬間「こりゃ~隠れ家だわ」と息を呑む一変ぶりです。
ロイラロンホテルの客室は1階と2階に分かれています。各部屋は広間で繋がっており、広間は宿泊者が利用できる共用エリアになっています。
1階の共用エリアと、ロイラロンホテルのハイライトのひとつである、チャオプラヤー川に開けたベランダ。
ベランダの目の前にチャオプラヤー川があるので、臨場感が半端ないです。
川に足を投げ出せちゃいます。対岸の中国スタイルの塔が目の前に見えるのもまたいい感じです。
こんなに水面が近くていいのか?とちょっとドキドキ
共用エリアには、宿泊グループごとに寛げる様なスペースが随所に設けられています。
個人的には、これがロイラロンホテルの居心地の良さを作り上げていると感じました。
階段を上がった二階部分にもソファスペース。階下のスタッフさんを眺めながら、2人でカードゲームとかしたくなりますねえ。
こちらは2階部分の共有エリア。
決して広くない一軒家に、ここまで寛ぎスポットが沢山あるのはすごいですよね。滞在する7組がそれぞれに、客室の外でもゆったりできる造りになっています。
2階の共用テラス。バランスを崩すと普通にチャオプラヤー川にドボンなので、お子さんからは目を離さないようにしましょう。
ギターとCDが大量に置かれた場所もありました。楽器を弾ける宿泊客がいたら、そのまま弾き語り会とかが始まりそう。
チャオプラヤー川に浮かぶ客室
私たちは1階の定員3名の緑の部屋に泊まりました。宿のWebサイトをみると、各部屋によって色が違っており、趣を変えているようです。
他の部屋の写真を見ると、全部泊まりたくなってしまうよ~
この部屋は、ダブルベッドにエクストラベッドがついており、しかもそれが畳?の様なスペースに置かれていました。小さな子供連れの家族4人でも十分に過ごせます。
浴室は、ジャングルを思わせる深い緑を背景に、金の浴槽!
めっちゃお風呂に浸かりたい!と思ったけど、そこはゲストハウス。水が溜まりそうにはなかったので、普通にシャワーに入ったよ!
そしてこれがなんといってもロイラロンホテルの最大の特徴。
目の前どころか、真下にチャオプラヤ川!
ロイラロンホテルは「建物の一部がチャオプラヤー川の上に建っている」んです。客室の床の下も、隙間を覗いて見ると、確かに川になっていました。
外から見るとこんな感じの構造の様です。この外観でお洒落なゲストハウスなんて想像もできません!
日本だと耐震とか諸々の問題で絶っ対に宿泊なんかできないであろう物件。ここまでチャオプラヤー川が迫ってくると、なんかもう色んな意味でドキドキしてきますよね。
レセプション部分はアルコールカウンターになっています。ここでご飯や飲み物も注文できます。
晩ご飯はリバーサイドで
この日はホテルでとにかくゆっくりしたかったので、夕ご飯は近くのレストランで取りました。
Cafe&Bistro hotel 1608。ここも隠れ家感に溢れてます。
こちらのレストランもリバーサイドなので、カウンターでチャオプラヤー川を眺めながらご飯が食べられます。行き交うクルーズ船を見ながら食べるご飯、いいですよね。
暗めなムードでゆったりできました。
ヤワラートなどに繰り出してもいいですが、道が分かりづらく、夜間は暗くなるので、近場の散策がお勧めです。
大人たちだけでくつろげる夜の共用スペース
部屋に戻ったら、子供たちの就寝時間。
夜はチャオプラヤー川の泥水も目に映らず、とても低い視点からチャオプラヤー川の夜景が見られるので、なかなか新鮮味がありました。
そして、ロイラロンホテルは、抜群に夜の居心地がいい!!
先ほどご紹介した共有エリアが、プライベート感を保ったくつろぎのスペースへと大変身。
なんといっても客室を出てすぐなので、部屋を出てそのまま大人の時間へと移行できます。
普通のホテルでは、子供たちが寝ていても何かあったら…となかなか客室を離れることが難しいので、この自宅の様な距離感はもの凄く快適でした。
座椅子にもたれかかって、だらだらと過ごすこの居心地の良さといったら…。まるで学生時代に誰かの家に転がり込んだかのような脱力加減。
しかも出てくるご飯がに美味しい。牛肉にわさび醤油がラインナップにあるなんて…!
どうしても小さな子供を連れた宿泊は、「子供の就寝=1日の終わり」みたいなところがあるので、こういった夜のプラスアルファの楽しみ方ができるのはすごく貴重でした。
朝散歩は街歩きの人気スポット・タラートノイへ
ロイラロンホテルは、バンコクの中華街ヤワラートと、街歩きが楽しい地区タラートノイの中間地点にあるので、どちらにも行き来できてしまいます。
この日は朝ご飯の前に、タラートノイに行くことにしました。
ジャルンクルン通りの西側のタラートノイ地区は、町工場のノスタルジックな景色に、ウォールアートやお洒落カフェなどの魅力が追加された、街歩きが楽しいエリアです。
ぶらぶらしていると素敵なスポットに沢山出会えますよ。
お宿に戻ったら朝ごはんの準備ができていました。カイガタと呼ばれる卵料理と、子供達にはパンケーキが用意されていました。
ロイラロンホテルの場所と行き方
ロイラロンホテルは、バンコクの中華街ヤワラートと、街歩きが楽しい地区タラートノイの中間地点にあり、チャオプラヤー川沿いにあります。
MRTのフアランポーン駅又はワットマンコン駅から徒歩10分程ですが、若干わかりづらい場所にあるので、Grab等で行くのがお勧めです。
留意しなければならないのは、ロイラロンホテルはワット パトゥムコンカー(Wat Patumkongka)と呼ばれるお寺の敷地内にあるという点。
これを把握していないと宿が見つけられずウロウロすることになるので、気を付けてください。
お寺の入り口を入って、右手から突き当りまでまっすぐ奥に向かいます。
オレンジの屋根の建物が並んでいます。
こちらの建物の間を入ります。
ロイラロンホテルの入り口が見えてきます。
看板などの目印もないので本当に初見殺し!地図を信じて進もう
ロイラトンホテル まとめ
いかがだったでしょうか?
場所が少しわかりづらく、アクセスし辛いという欠点もありますが、その分の抜群の隠れ家感と居心地の良さ。
「バンコクにこんなお宿があったのか~」と思わせる面白さが沢山散りばめられています。
私が訪れた後にまたリノベーションされ、更に綺麗になっていましたので、バンコクのチャオプラヤー川を身近に感じてみたいという方、是非泊ってみてくださいね。
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アクセス | MRTフアランポーン駅徒歩約10分 |
地図 | GoogleMAPで開く |
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