こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
今回は、チャオプラヤー川沿いにある激安マッサージエリアについて紹介します。
タイといえばマッサージ!
特にタイ古式マッサージは、ユネスコの無形文化遺産に登録されていますよね。
日本よりも価格が安く、タイに住んでいる方の中には、マッサージを受けるのが生活の一部になっている方も多いかと思います。
そんなタイのバンコクで、チャオプラヤー川の風に吹かれながら激安でマッサージを受けられる場所があると聞いて、行ってみることにしました。
タイのローカル色が満載のこちらのマッサージ、過ごす時間そのものが非日常感に溢れていて、とても楽しいですよ。
詳しく紹介していきます。
チャオプラヤー川の激安マッサージエリア 行き方
激安マッサージが受けられるエリアは、ジャルンクルン通りのBTSサパーンタクシン駅から南に徒歩20分ほど行った、ワット・ウォラチャンヤワートのそばにあります。
BTSサパーンタクシン駅から徒歩、またはタクシーで行くのが一番スタンダードな行き方。
ですが今回は色んな乗り物に乗ってみたかったので、行きはバス、帰りはボートに乗ってみました!
MRTファランポーン駅で降りて、バスに乗り換えます。
バスに乗るならViaBusが便利!現在地付近のバス停を探してくれたり、そのバス停にどの路線バスが来るのか分かるアプリです。
ViaBus
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Yaek Hua Lamphongのバス停から、バスに乗りました(1番・4-13番・3-35番)。
ジャルンクルン通りを南下して、Ban Maiバス停で降車します。
道路の反対側に渡ると、さっそくマッサージ屋さんがちらほら。
ジャルンクルン通りのSoi72が、マッサージ屋の並ぶ小道になります。
ワット・ウォラチャンヤワート(Wat Vorachanyawasと表記)の船着き場の標識があるので、そこを左折します。
いかにも路地裏という感じの小道に入りました。しばらく直進すると、左右にマッサージ屋さんが軒を連ねていました。
ためしに値段を見てみると、1時間のボティマッサージやフットマッサージが120バーツ(約480円)、ハーバルボールやオイルマッサージが300バーツ(約1200円)などとなっています。
日本人の多いスクンビットエリアで1時間350~450バーツ、地元の人が利用するエリアの200バーツ程度でも安いと思っていた私には、衝撃の安さ!
スタバのコーヒーと同じ値段!!
チャオプラヤー川を見ながらマッサージを受けられる場所は、ワット・ウォラチャンヤワートのお寺の奥なので、正面の建物まで進みます。
お寺の敷地内に入りました。右手にも、客待ちをしているマッサージ屋さんがありました。
どうやら、こちらのお寺にマッサージの学校があるようで、学校で技術を学んだ生徒が周辺のマッサージ屋さんで働くそうです。
お寺の敷地内にマッサージ屋があるなんて、ワット・ポーみたい!
四面八臂のブラフマー神が入り口付近に祀られていました。
父母への敬愛を表しているのでしょうか、左右の父母(タイ語:ポーメー พ่อแม่)の表記がかわいい。
お寺の屋根がかかっている部分を、川に向かって進みます。
マッサージ学校の生徒さんやお坊さんが食事をするのでしょうか。広めの食堂もありました。
更に奥に進むと、何やら足がニョキっと。
なんと!チャオプラヤー川のすぐそばに涅槃像がありました。
やはりワットポーと同じく、マッサージのお寺と言えば涅槃像なの?
涅槃像があるのは、チャオプラヤー川の目の前。横になるならこういう場所がいいですね。
ちなみにこのお寺は、チャオプラヤー川の水上ボート「チャオプラヤーエクスプレス」の船着き場になっています(S1 ワット サウェチャート)
私が訪れた時間帯にはこちらの乗り場では停船していなかったのですが、停船するのであれば、船からのアクセスが早いし楽しいと思います。
チャオプラヤー川の風を感じながらマッサージ
さて、肝心のマッサージ屋さんは、涅槃像の足の方向の建物にあります。
2階建てのこちらの建物です。
1階も2階もマッサージできるようです。2階の方が眺めがよさそうだったので、2階にしてみました。
料金は、タイマッサージとフットマッサージが1時間120バーツ(約480円)、ハーバルボールが1時間350バーツなどです。
2階にあがると、開けっ放しの窓に囲まれた、広々とした施術場がありました。
ポールにつかまったマッサージ師が、体全体に乗って施術しています。
背中に乗ってもらう施術を受けるのが初めてで、重くないのか興味津々
個室の着替え場所もありました。
うつぶせで、顔を上げれば目の前に水上ボート。
こんなチャオプラヤー川の間近でマッサージが受けられるなんて、解放感が半端ないです。
私はマッサージを「ほぐし系」と「ツボ押し系」と呼び分けているのですが、こちらはツボを押していく感じでした。
「痛い」✕「気持ちいい」の若干痛い寄り
天井を見上げると、タイの物語でしょうか、鮮やかな絵が描かれていました。お寺の中にあるマッサージ屋さんならではの雰囲気です。
気になっていたマッサージ師が体に乗って押していく施術は、ポールでしっかり体重を支えているからでしょうか、拍子抜けするほど軽く感じました。
裸足のもみほぐしが気持ちよかったです。
これマッサージ師さんも疲れないしいいと思う!
自宅の部屋にポールを通して、子供に夫をマッサージしてあげてほしい!
何より、このリバービューがたまりません!
マッサージをしている間は、チャオプラヤー川の流れの様にゆったりとした時間が流れ、体だけじゃなく心まで力が抜けて、リラックスしていることを感じました。
ちなみに、チャオプラヤー川の風が心地いいぜ…とも思っていたのですが、マッサージが終わってから体を起こしてみると、それは扇風機の風だということに気づきました。
お前かーい!!
チャオプラヤー川のほとりに、これだけ大規模なマッサージエリアがあるとは思いもよらず、ワクワクが止まりませんでした。
この場所でたくさんの方がマッサージを習い、タイの文化を実践しに、タイ各地に散っていくんでしょうね。
マッサージ終わりのランチならここ!
身も心もリフレッシュできたところで、お腹も空いてきたので、近所にあるスープ屋さん「ポー クルア トゥアン」に寄り道しました。
こちらも路地裏の奥の方にあり、ジャルンクルン通りのローカル感が満載です。
こちらの蒸し器の中にスープが入っています。
ふたを開けると、たくさんの種類のスープが!飲茶みたいな楽しさがあります。
大きな器に入っているので、一つでも結構やボリュームがあります。今回は3種類のスープを頼んでシェアしました。
ちなみに、すぐ近くに飲茶の名店 Tuang Dim Sum(トゥアンディムサム)もあるので、はしごしてもいいかも?
帰りは、ポー クルア トゥアンの向かい側にある船着き場「S3 ワット ラーチャシンコーン(Wat Rajsingkorn)」から、チャオプラヤーエクスプレスに乗って帰ることにしました。
桟橋にはたくさんの船が停まっていて、どれに乗るのかなと思っていたら、まさかの船をホップステップジャンプして、一番奥のやつでした。
チャオプラヤーエクスプレスの船に乗ると、5分ほどでBTSサパーンタクシン駅近くのサトーン船着き場に着きます。
あっという間の船旅でしたが、1日でバスと水上ボートに乗れて、小旅行気分が味わえました。
まとめ
いかがだったでしょうか。
チャオプラヤー川のリバーサイドという景観、お寺の中にあるという独特の雰囲気。
激安なだけでなく、とても楽しいマッサージ体験ができました。
ジャルンクルン通りの中でも、BTSサパーンタクシンの南側はあまり知られていないので、チャオプラヤー川の(扇風機の)風に吹かれてリフレッシュしたい方は、訪れてみてくださいね。