こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
ブンカーンは、イサーン地方に2011年に県として誕生した、タイで最も新しい77番目の県です。
メコン川に接し、ラオスとの国境沿いに位置しています。
ブンカーンはとても小さな県ですが、ここにしかない!というインパクトのあるスポットが大きく2つあります。
ひとつめは、3頭のクジラのような形をした岩から絶景を臨むことができる「ヒン・サーム・ワン(Three Whale Rock:クジラ岩)」。
Unseen Thailand(まだ見ぬタイイランド)として、タイ人の間でも人気になりつつある場所です。
もう一つが、断崖絶壁に作られたお寺「ワット・プートーク」。
こちらも、スリル満点の絶景のお寺として知られるようになってきました。
一方、ブンカーンは、タイの中でもまだまだ観光化が進んでおらず、どうやって行ったらいいのかという情報があまりないのが悩ましいところ。
特に、どちらも危なそうなイメージがあり、子連れで行っても大丈夫なの?というのが一番気がかりなことでした。
この記事では、ブンカーン2大スポットの行き方と、子連れで実際に訪れてみての感想や注意点などについて、詳しく紹介していきます。
ブンカーン2大スポットへの行き方
ツアーに参加する
私の知る範囲では、HISやJTBなどが、乾季限定でブンカーンのツアーを提供しています。
日系ツアー参加の場合、日本語ガイドさんがつくので安心ですね。ツアーは、基本的にブンカーンを日帰りでまわります。
ウドーンターニーのタレーブアデーンとセットになっていることがほとんどなので、その点でもおススメです。
ウドーンターニー or ナコンパノム空港から車をチャーター
ブンカーンを日帰りで回る場合、ウドーンターニー もしくはナコーンパノムまで飛行機で行き、空港現地で車をチャーターするのが最も行きやすいかと思います。
ウドーンターニーもナコーンパノムも、空港にリムジンサービス(運転手付きのカーサービス)がありました。
どちらの町も、その他の見どころもいっぱいありますので、ブンカーンと併せて自由に旅をアレンジできるのがいいですね。
事前にツアーを組む(クジラ岩で朝日を見る場合)
私の知る限りにはなりますが、既存の日系ツアープログラムはクジラ岩は日中に訪れる行程となっており、朝日を見ることはできません。
私たちの場合、朝日が見たかったので、HISに依頼してブンカーンに泊まるパターンでツアーを組んでもらいました。
現地でぶっつけ本番でアレンジできるのか不安でしたし、当日になって朝日を拝めないというのは避たいところだったので、ローカルにこだわらない場合はこの方法をおススメします。
また、後ほどご紹介するブンカーン市内の宿「The One Hotel」で、車の手配も出来るようです。
ブンカーンで外せないおすすめ観光スポット
クジラ岩(ヒン・サーム・ワン)
クジラ岩(Three Whale Rock:ヒン・サーム・ワン)。
連なる巨大岩が大地を泳ぐ三頭のクジラに見えることからそう呼ばれています。
ブンカーンといえばここ!と呼ばれるくらい、最近人気の高まっているスポットです。
クジラ岩があるのは、プーシンという国立森林保護地区の管理センター。
敷地内は、自家用車の乗り入れができないため、保護地区のレンジャーさんに運転手兼ガイドをお願いすることになります。
クジラ岩はお父さん、お母さん、子クジラの3つの岩から成り立っており、そのうち二つの背中を歩き、絶景を見ることができます。
見ていて背筋がゾクゾクする、安全策がなにもない垂直の崖!
実際に子連れでクジラ岩を訪れてみた感想は、「決して安易に勧められる場所じゃないな…」というのが正直なところ。
しかし、レンジャーさんが同行するという意味では安心感があります。
誰でも安心して行けるという場所ではありませんが、その分、ここでしか味わえない感動と興奮が間違いなくあります。
無理をしない範囲で楽しみましょう。
名称 | ヒン・サーム・ワン(Three Whale Rock:クジラ岩) |
地図 | GoogleMAPで開く |
営業時間 | 5:00~17:00 |
ワット・プートーク
ワット・プートークは、深い緑に囲まれた岩山に感銘を受けた僧侶が、この地を瞑想の場として切り開いた場所。
1969年に建設が始まり、5年もの年月をかけて完成させたそう。山頂へと続く階段が、悟りへの道を象徴しています。
お寺へ行くまでの道が、断崖絶壁の参道だということが、こちらの注目ポイント。
上に行くほどに参道が細くなるので、怖いと道幅が細いところなどは、壁に張り付くようにして進むことになります。
ワット・プートークはお寺なので、歩きやすい服装をしつつも、過度な露出は控えましょう。
子連れのワット・プートークは、もちろん危険ではありますが、自分でしっかりと山を登れる子であれば、それほど怖くはないかなという感想でした。
ただし、歩くのがまだ苦手という小さなお子さん、高いところがダメという方には、全くオススメしません。
名称 | ワット・プートーク |
地図 | GoogleMAPで開く |
営業時間 | 6:30〜17:00 |
泥の染めもののお店「ダラーナーキー」
ダラーナーキーは、泥の染めもののお店で、バンコクのOTOPにも出展する有名店。
タイで染め物というと藍染めのイメージが強いのですが、ここでは泥と草木を使った茶色を基調とした染めをしています。
クジラ岩のキーホルダーは、可愛らしくてお土産にぴったり!
泥染め(パーヨームディン:ผ้าย้อมดิน)は、この地域独自の染め方法なんだそう。
なんとオーナーさんは繊維業で70人もの従業員を抱える女経営者さん。カッコいい!
泥だけではなく、草木の種類を変えて混ぜることで様々な色合いを出します。化学薬品不使用の自然に優しい素材。
お店の向かいの庭はメコン川に面していて、染め上がった布たちが青空の下でゆらめていました。
メコン川と青空とタイの地方ならでは染めもののコラボレーション!最高の取り合わせですね!
もし時間があまったら、ブンカーンのお土産屋さんとしてオススメです。
名称 | Dara Nakee (ดารานาคี) |
地図 | GoogleMAPで開く |
営業時間 | 9:00~19:00 |
ブンカーンのおすすめホテル
ブンカーンはまだまだ観光地化が進んでいないので、市内のお宿はゲストハウスが多い印象です。
子連れの場合、ブンカーンで一番大きいと思われる「The One Hotel」がオススメ。
The One Hotelでは、2024年現在、部屋の予約と一緒に車の手配を選べるオプションがついるようです(公式HP参照)
ホテルではタクシーの名刺ももらいました。タイ語でやりとりできる方の参考までに。
自転車の無料貸し出しがあるのはいいですね!
ブンカーンは週末ナイトマーケットが行われているようなので、自転車で散歩してもいいかも。
お部屋は、ダブルベッドがふたつあって快適、水場もきれいでした。
The One Hotelは、市内中心地からは少し離れ、大通りで隔たっているのですが、隣にロータスがあるのが魅力です。
晩ごはんや、買出しがすぐできるのでありがたかったです。
\このホテルの宿泊料金をチェック/
まとめ
以上、ブンカーンについて、クジラ岩とワット・プートークという2大スポットを中心に、紹介させていただきました。
ぜひ隣県のウドーンターニーと一緒に、観光を楽しんでみてくださいね!