こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
今回は、毎年12月に開催されるアユタヤ世界遺産祭りについて紹介します。
アユタヤ世界遺産祭りとは
アユタヤ世界遺産祭りは、1991年にアユタヤの遺跡群がユネスコによって世界文化遺産に指定されて以降、毎年行われるようになったお祭りです。
目玉となるのは、ブン・プララーム公園にあるワット・プラ・マハータートが舞台となって行われる光と音のショー。
そしてショー以外にも、アユタヤ時代の貨幣を使った屋台などがたくさん出ており、タイムスリップしたような時間が楽しめます。
2022年からはオンラインでもチケットを予約できるようになったので、より参加しやすくなりました。
会場の様子、予約の仕方など、詳しく紹介していきます。
2024年のスケジュール
2024年12月13日(金)~22日(日)
※13日は関係者のみ
光と音のショーのスケジュール
2024年の光と音のショーは、平日は1日回、週末は1日2回開催されるようです。
- 12月14日(土) 19:00~20:00・20:45~21:45
- 12月15日(日) 19:00~20:00・20:45~21:45
- 12月16日(月) 19:30~20:30
- 12月17日(火) 19:30~20:30
- 12月18日(水) 19:30~20:30
- 12月19日(木) 19:30~20:30
- 12月20日(金) 19:00~20:00・20:45~21:45
- 12月21日(土) 19:00~20:00・20:45~21:45
- 12月22日(日) 19:00~20:00・20:45~21:45
料金(光と音のショー)
- 普通席:200バーツ
- 特別席:500バーツ(中央エリア、英語・日本語・中国語のオーディオヘッドフォン付き)
アユタヤ世界遺産祭りの会場
アユタヤ世界遺産祭りは、旧市街のブン・プララーム公園(Bueng Phra Ram Park)で開催されます。
ショーが行われるのは、ワット・プラ・マハータート周辺です。
周辺エリアは車両通行止めになり、徒歩でも入れないところもあります。ワットマハタート北東の十字路から入るのが一番わかりやすいかと思います。
車で行く場合、周辺の駐車場はかなり埋まってしまうので、早めに駐車しておくことをオススメします。
アユタヤ世界遺産祭りの様子
会場周辺の様子
私が参加した時は、夜7時の回の光と音のショーに参加するつもりだったので、夕方5時半頃会場に行きました。
交差点にある門を抜けた後、ライトアップされている部分を目指して、まっすぐ歩いていきます。
300メートルほど歩くと、会場周辺に到着します。
会場近くでは、ショーに出場予定の演者さんと象さんがお出迎え。象さんは少しピンク色にお化粧?されています。
ここで、象さんとも写真撮影できますよ。
象さんの横では当然、エサも売られています。
たくさん動き回るお子さん連れの場合は、目を離さない方がいいかも
アユタヤ名物のトゥクトゥクも並んでいました。
ショーが終わった後もたくさん待機していたので、アユタヤに宿泊する人も安心です。
演者さんも道路を歩いていました。この先も屋台が並んでいて面白そうなのですが、ブン・プララーム公園の方に先に入ってみました。
会場内は至る所がライトアップされ、タイ衣装を身にまとった参加者の方が、あちこちで写真撮影してました。
ワット・マハータート周辺のショー会場は、開場時間になるまでは、中に入ることができません。
入口付近に当日券の販売所があります。
ショーの規模に対してチケットブースがこじんまりとしているので、「どこで買えるのか迷った」という人の話も聞きました。
会場の目の前にありますので、そこまで行ってみましょう。
座席エリアは翻訳オーディオヘッドフォンつきの500バーツの席がCエリア、それ以外は通常席で200バーツです。
ステージは横に長いので、B・Dのエリアでも十分に見ごたえがありましたよ。
チケットブースのすぐ横には、タイ衣装の貸衣装屋さんがありました。
別にここで衣装着なくてもいいかなって遠慮したけど、タイ衣装着て演者さんや舞台用に仕立てられた象さんと一緒に写真を撮れる機会は、なかなかないよなーって後から気づいた!
開演までもう少し時間があったので、公園内をもう少し見て回ることにしました。池に橋が架かっているので、それを渡ると屋台エリアになります。
池でボートに乗ることもできました。
橋を渡ってすぐのところで、列ができていました。
どうやら公園内の屋台では、アユタヤ時代の貨幣を模したものを使って、買い物をするようです。
袋1つで100バーツ、中の玉みたいなのが1つ10バーツの様です。
こういう仕組みはアユタヤ時代を体感することができてすっごく楽しいんだけど、この換金所?で貨幣が足りなくなって待たされたり、使えない屋台もあったり、ゆるっとした感じでした。
暮れなずんでいく乾季の空を見ながら、遺跡の周りで灯りがともっていく雰囲気が、とんでもなくいいんですよね。
ぜひショーだけじゃなくて、この屋台周辺でもゆっくり過ごしてほしいです。
ドリンク屋さん。かごを使ったドリンクバッグも売られていました。
アユタヤ名物のお菓子、ロッティサイマイ。
ロッティサイマイ、食べきれないな~って思ったときは、冷蔵庫に入れておくと、砂糖の繊維?が翌日も残って美味しく食べられるよ(プチ知識)
公園を更に奥に進むと、光のトンネルもありました。ここで写真を撮っている人が一番多かったですね。
ブン・プララーム公園内はかなり混雑していたので、公園外の道路伝いに入り口に戻ってきました。
公園の外の屋台は、先ほどのアユタヤ貨幣は使用できないみたいです。
道路脇には休憩スペースもあって、まったりできそうな雰囲気でした。
光と音のショー
開場時間になったので、いよいよ中に入ります!
ショー会場の後ろ側には、トレーラーの移動式トイレがありました。
男女1台ずつだったので、混雑を見越して早めにトイレは済ませましょう。
会場はスタジアムのように、きれいに椅子が整列されていました。
前後どちらの席からもステージの様子を見てみましたが、最前列部分よりも、段差がある4列目以降のエリアの方が、前の人の頭が邪魔にならず、見やすい印象を受けました。
アユタヤ世界遺産祭りは何といっても、この本物の遺跡が舞台の一部となっているのがいいんですよね。
右側に見えるスクリーンは、様々な映像を映す演出になっています。まさに古今の魅力がかけあわさったショーですね。
スクリーンにアユタヤ時代の仏塔が映し出され、ショーが始まりました。
この観客がタイムスリップしたような導入部の演出がたまらん!
劇には、さきほどお出迎えをしてくれた象さんもたくさん出演します。
式典のようなものに、世界各国の衣装を来た来賓たちが訪れるシーンがありました。アユタヤ時代にも外国と交流があったんですね。
終盤はアユタヤ時代の宿命、戦いに明け暮れる様子が描かれます。
象さんだけじゃなく、お馬さんも戦場を駆け回ります。意外にタイで馬を見ないので新鮮。
赤いライトアップと大音量のバトルシーンで少し怖い雰囲気もあるので、小さなお子さんはちょっとこわいかも。
象に乗った兵士同士の戦いがあちこちで繰り広げられ、舞台のどこをみればいいか迷うほどの充実ぶり。
最後には花火も打ちあがりました。
演者さんが全員でそろってのフィナーレ。
ストーリーがわからなくても十分楽しめましたが、翻訳オーディオつきだと、もう少し物語の内容がわかったかもしれないです。
フィナーレの後には演者さんと写真撮影をする時間があります。これもとても貴重な機会なので、ぜひ象さんと記念撮影しましょう。
感動の気持ちはチップにのせて。象さんがお鼻で器用に紙幣をかっさらっていくよ
この、演者さんたちを間近で見られるというが、タイならではのショーの魅力だなと思います。
観客席から眺めるだけじゃない一体感があるんですよね。
オンラインチケットの購入方法
オンラインチケットはMajor ticketで購入することができます。
トップページから、アユタヤ世界遺産のチケットページに移動します。
行きたい日付と時間帯を選択します。
チケット購入には、アカウント登録が必要です。
席の種類を選びます。
真ん中のC席は500バーツ。英語・日本語・中国語のオーディオヘッドフォンが付きます。
それ以外の席は200バーツです。最前列の4列は、段差がない席になります。
細かい席を指定します。
2022年は紙のチケットをMajorのカウンターで引き換える必要がありましたが、今年からはE-チケットに統一されたようです。
支払方法を選択して、支払い手続きを行えば完了です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
アユタヤ世界遺産祭りは、以前はチケットを電話でしか予約購入できなかったり、当日現地で買う必要があったりと少しハードルが高かったのですが、オンラインで購入できるようになってからは、ぐっと参加しやすくなりました。
本物の遺跡を舞台に繰り広げられる迫力のショーと、ライトアップされた公園内の雰囲気は抜群です。
乾季で遺跡巡りにも最適なシーズンですので、日帰りでも泊まりでも、この機にぜひアユタヤに訪れてみてくださいね。