タイって一年中暑いイメージがありますよね。
それは間違いないんですが、その中でも一年を通して季節があります。
そして、タイ旅行の際には、その季節に合わせて洋服や持ち物を準備してきた方がいいです。
この記事では、タイの季節ごとの特徴と、おすすめの服装・持ち物を紹介したいと思います。タイ旅行の準備に役立ちますように。
タイの1年を通しての気候
タイの1年の温度(最高・最低)と降水量を表したグラフが以下の通りです。
これを見ると、常に暑いように感じるタイですが、寒い時だと最低で22度まで下がることが分かります。
もっと詳しく見ていきます。
暑季(4月~5月)
暑季は1年でもっとも暑い季節です。
体感温度としては40度くらいあるので、このときに観光に来られる際は、帽子や日傘、こまめに水を飲むなどの暑さ対策が必須。
毎年4月13日〜15日に行われるタイの旧正月・ソンクラーンが行われるのも暑季。この期間はお休みになるお店も出てくるので注意してください。
雨季(6月〜10月)
この時期は、1年で最も雨が降る季節です。
ただし、1日中雨が降るというよりは、夕方から夜にかけて、スコールのような大雨が降ることが多い印象です。その時には道が大洪水になることも。
10月までと書いていますが、11月までまたがることも多いです。
雨が多いんですが、暑季に比べると涼しくて過ごしやすい気温です。
乾季(11月~3月)
乾季は1年の中でも気温が低く、雨も降らないので、観光に適したシーズンと言えます。
稀にですが朝晩にグッと冷え込む日もあるので、軽く羽織れる上着を持つようにしてください。
ただし、近年は乾季の間にPM2.5による深刻な大気汚染が発生しているので注意が必要。
特に1~2月は、タイ政府が定める大気環境基準を大幅に超過する日も出てきます。
個人的におすすめなのは11〜12月。でも他の月でもきちんと対策すれば、観光は楽しめます。
タイ旅行のファッション
基本的には半袖やノースリーブといった夏のファッションをしてくれば大丈夫。
歩きやすい靴やサンダルを履いてきてくださいね。あと暑いので帽子はマスト!
雨季は特にですが、季節問わずスコールに振られることもあるので、雨晴兼用の日傘も持っておくと便利です。
寺院を参拝する際には、肩が出るファッションやショートパンツはNGなので、サッと羽織れるカーディガンや薄手のパーカーなどがあれば便利です。
ショートパンツと言っても、太ももまで出るタイプのパンツだと禁止ですが、膝丈くらいのハーフパンツであれば、止められたことはありません。
もしダメだと言われても、現地で肩や腰に巻くスカーフを貸してくれるので(有料な場合もあり)安心してください。
また、ホテルのディナーやルーフトップバーではスマートカジュアルのドレスコードが指定されていることもあります。
そこまで厳密ではないところが多いですが、ビーチサンダルは確実に止められます。
周りもおしゃれをしている方が多いので、女性であればワンピース、男性であれば襟付きのシャツなどを持っておくと良いかも。
ホテルにはプールがついているところが多いので、泳ぐ予定がある方は水着もお忘れなく。
タイには良いビーチリゾートがたくさんあるので、ビーチに遊びに行っても良いですね。
タイ旅行で必須の季節別おすすめグッズ
タイ旅行で注意すべきは、「暑さ対策・雨対策・大気汚染対策」です。
それらに対応するオススメグッズを紹介します。
日焼け止め
1年を通して必須な日焼け止め。朝塗るだけでなく、何度も塗り直した方が効果は高いので、服も汚れずベタベタしない、この日焼け止めオススメです。
現地でも日焼け止めは売っていますが、やはり日本のものが品質的に使いやすいです。
帽子・日傘
日差しが強いので、帽子や日傘はマスト。
急にスコールのような雨が降ってくることもありますし、雨晴兼用の折り畳み傘を是非バッグに入れておいてください。
羽織
タイのショッピングモールやカフェなどは冷房が効きすぎて寒い場合もあります。また、前述の通り寺院などでは肩出しは禁止。
サラリと羽織れるカーディガンやストールを持っておきましょう。
UVケープ・ネッククーラー
赤ちゃん連れの場合、タイは暑いので、抱っこ紐でもベビーカーでも使えるUVケープがあるとお子さんも快適かと思います。
ベビーカーの扇風機もあった方が、お子さんは快適。
大気汚染対策グッズ
前述の通り、年々酷くなっている大気汚染。その対策に、我が家も愛用していたこんな商品がオススメ。気休めかもしれませんが、ないよりはマシです。
あと小型の空気清浄器を首から掛けている子もいます。以前は高かったですが、最近は安くて可愛いものが色々出てますね。
タイの気候ガイドと服装まとめ
以上、タイ・バンコクの月別の気候と、おすすめの服装・持ち物について解説させていただきました。
私が思うタイのベストシーズンは11〜12月ではありますが、結局いつタイに来ても「暑さ」「雨」「大気汚染」など何かしらの問題はあります。
が、タイに5万人以上住む日本人も、それぞれの季節に対応しながら生活をしているので、何とかなりますので安心してください。
ぜひ、タイの気候を感じながら、旅行を楽しんでくださいね!