バンコクで不妊治療をしようと決めた私たち。
病院はBTSチットロム駅近くのSAFEにしようと決めたので、予約を取って不妊検査を受けに行ってみました。
SAFEへ予約
まずは電話。日本語での受付も可能なようですが、夫が電話してくれたときは英語だったようです。
(2023年現在、HP上からの日本語予約が可能になっています。)
そういえば、不妊治療を受けることに関して、夫が案外協力的でビックリしたんですよね。
こういう面倒なことは嫌がる性格なので意外だったのですが、理由は単純でした。
それは「自分に原因があるに違いないと思っていたから」だそうです。
バンコク赴任前に、私一人で検査だけしに病院に行ったとき、血液検査の数値には問題がなかったので、無理もない話なのですが。
「子どもの頃からからラーメンを食べ過ぎたからかな…」なんて友達に相談していたそうです。
何その根拠不明な心配!我が夫ながら面白すぎる笑
いざ、不妊検査をしに病院へ!
SAFEは、BTSチットロム駅からスカイウオークで直結している「アマリンプラザ」内17階にあります。
高層エレベーターでないと行けないので注意です。
4階にあるフードコートで腹ごしらえしてから、病院へ向かいました。
まず最初に、問診票に必要事項を記入していきます。
記入後、通訳のPさんと挨拶。ショートカットの似合う小柄な女性でした。Pさんが、SAFEのことや、検査について色々と説明してくれます。
検査内容
その日受けた検査内容はこちらです。
- 精子検査(夫)
- 血液検査(妻)
- 超音波検査(妻)
何かの本で、生理が終わった直後に検査した方がいいと読んだんですけど、特に何も言われなかったので周期に関しては気にせず検査に行きました。
午後13時に予約をして、結局終わったのは16時過ぎ。
かなり時間がかかりました…。この日は先生が一人だけで、土曜日だったから待ち時間が長かったそうです。普段は、そこまで待ちません。
検査費用に関しては、詳細のデータを残していませんでした。
電話で予約するときに、7,000バーツと言われていたことだけ記憶しています。
気になる検査結果は?
結論、原因は夫ではなく、私にありました。
私は、「多嚢胞性卵巣症候群」なんだそうです。多嚢胞性卵巣症候群について、知らなかったので調べてみました。
赤ちゃんが欲しい!と思ってからなかなか妊娠できない、また、妊娠しても初期流産をすることが多い。 こんな女性は「多嚢胞性卵巣症候群」通称PCO(PCOS)である可能性があります。
もともと卵巣にはたくさんの卵細胞があり、月に一つずつ成熟し排卵します。 卵細胞は卵胞と呼ばれる袋に包まれていて、 成熟するとこの袋が大きくなり破裂して正常な排卵を起こします。
PCOではこの卵胞が卵巣の中にできるにもかかわらず、成長して破裂しないため、たくさんの卵胞が卵巣の壁にくっついて厚くなってしまいます。 正常な排卵が行われない排卵障害として、不妊症の大きな原因のひとつになっています。
「多嚢胞性卵巣症候群」は、今20〜40代の女性に多い疾患だそうです。
片側の卵巣に10個以上の卵胞があれば、多嚢胞性卵巣と言われている中で、私の場合は右の卵巣に15個、左の卵巣に18個ありました。
数が多すぎて、卵胞が大きく育たないそう。
ちなみに、診断といっても病名を言われた訳ではありません。
「ぷくこさんは、卵巣に卵胞ががたくさん出来てしまい、排卵しづらくなっています」と言われたので、その情報を元にネットで検索をして病名を理解しました笑
もちろん、内容や治療については、先生からきちんと説明されましたよ。このあたりが、海外の病院の不便なところですかね。
SAFEでの今後の不妊治療
ひとまずタイミング法を試してみることになりました。 その日は、次の生理が来た後に飲む薬をもらって終了。
夫は、自分に原因がないことが分かって、なぜかご機嫌。
先生から「きちんと排卵させてあげられれば、妊娠できる可能性は高い」と言われたのもあって、「なんか大丈夫そうやな!」とか言ってました。なんて単純!
まあ、腹が立たないこともないですが、我が家では元々私が楽観的で、夫が悲観的なので、原因が私で良かったのかもしれません。
これで原因が夫だったら、家の中のどんよりモードがずっと消えなかったかもしれないので( ´ ∀`;)
次回は、タイミング法の治療についてレポートします〜