海外からの本帰国で日本に戻ってくるとき、元々家を持っっていた方以外の大多数は賃貸マンションに入ると思います。
海外の広い家に比べて、日本の家ってどうしても狭くなりますよね。狭くなると頭を悩ませるのが家具の配置。
我が家もリビングダイニングが9帖しかない狭い家なので配置には相当悩みました。
でも、家具選びや配置を考え抜いた結果、広くなくても快適に暮らしています。
という訳で、私なりに考えた家具配置のコツをお伝えしたいと思います。
あ、偉そうに語ってますが、ただのインテリア好きの元不動産屋さんなので、話半分に聞いてください笑 (整理収納アドバイザーとカラーコーディネーターの資格は持ってる)
家具配置シミュレーションを作ってみる
とりあえず大事なのはシミュレーション!図面だけ見てもよく分からないですからね。
分譲マンションだったら部屋の細かな図面があるから、そこに手描きで加えていっても良いんですが、今回の引っ越しでめちゃくちゃ便利なサイトを見つけました。
それが、マイルーム3Dという家具配置シミュレーションサービス!
無料で使えるのにめっちゃ良いんです。プロが使うソフトの簡易版ですね。
大事なのは事前に不動産屋さんに家の寸法を細かく測ってもらうこと。
自主的にやってくれる営業マンも多いですが、そうじゃない場合もあるのでちゃんと頼んでくださいね。
測ってもらった寸法で自分の部屋を作って、そこに家具を配置していきます。
家具の寸法も自分で変えられるから、ダイニングテーブルやソファ、テレビボードの大きさなど、ここでシミュレーションすると良いですよ。
平面図をこうやって立体でも確認できるんです。作った図面は保存も印刷もできる。これ無料でいいんでしょうか!?
我が家、最初1600のダイニングテーブルを買おうとしてたけど、これで配置してみたら圧迫感が凄そうだったので1400にしました。
リビング以外の部屋でも、ベッドの向きや、子供の机の配置などを考えたり、白黒の家具に自分で色を塗って、カラーシミュレーションしてみたり、やってみると楽しいですよ。
これ持って家具屋さんに行ったらビックリされました笑
家のテーマカラーを決める
どこのインテリアノウハウを見ても言われていることなんですが、部屋のテーマとなるカラーを3つ決めましょう。
我が家の場合は、ウッド・黒・アイボリーで統一して、アクセントでグレーグリーンを入れるって感じで統一してます。
色を決めちゃうと家具を決めるときも楽ちん。
ちなみに、狭い部屋の場合、本来ならカラーは明るめを持ってきた方がいいんですよね。
明るいウッド×白とかの方が部屋は広く明るく見えます。
私は好きな雰囲気がヴィンテージ系だったので、濃いめのウッド×黒は譲れなくて。
その代わりラグとカーテンでアイボリーを持ってきたり、家具を小さめのものを選んでバランスを取りました。
とにかくたくさんインテリアの実例を見る
テーマカラーとかいきなり言われても、なかなか決められない!ってなりますよね。
大事なのは、とにかくたくさんインテリアの実例を見る!
そうやって見ているうちに、自分の好きなテイストや色がなんとなく分かってくると思います。
たくさん実例を見るために、私が実際に活用していたのがこんなサービスたち。
ピンタレスト(Pinterest)
ピンタレスト(Pinterest)で、好きなテイストとかアイテムとか、同じ賃貸マンションの人のインテリアをとにかくピンしまくってました。
これ好きやなあと思ったら、どこが好きなのか、どこに惹かれたのかを考えてみると、インテリアのイメージが固まってくると思います。
Pinterest – おしゃれな画像や写真を検索
Pinterest無料posted withアプリーチ
ルームクリップ(Room Clip)
ルームクリップは、気になるアイテムとか、リビング◯帖とか、細かくタグが分かれてるので、それで検索すると参考になるインテリアが出てきます。
ピンタレストみたいにオシャレなものばかりではないけど、身近な雰囲気なので実際の家具やアイテム選びでは役立つと思う!
写真に映ってる家具にリンクが貼ってあるものもあるので、気になるものはそのまま購入できます。
RoomClip インテリア・お部屋の写真はルームクリップ
RoomClip Inc.無料posted withアプリーチ
楽天マガジンでインテリア系の雑誌を読み漁る
私、楽天マガジンに入ってるので、これでインテリア系の雑誌も見漁りました。
Casa BRUTUSを見るのが一番楽しい。あとは天然生活や、FIGARO、FRAU、CREAあたりでも時々インテリア特集をしてるので、バックナンバーを見てみたり。
収納の裏技とか、キッチン収納、とかそういうインテリア系のムック本も時々アップされていて、色々な情報が入ってくるのでおすすめです。
31日間無料でお試しできるので、その間にいっぱい見ておくのも良さそう!
我が家の場合、無料期間でやめるつもりがやめられなくて、ついつい入りっぱなしになってるサブスクです。
Kindleでインテリア系の本を読み漁る
Kindle Unlimitedも元々入ってるので(サブスク多すぎ問題。どれか解約せな…)、それでインテリア系の本や雑誌をまたしても読み漁り。
元々インテリア系の本が好きなんですよね。読むというより、ほぼ見てる状態です。
インテリアは好みがあるので、本や雑誌も合わなければ次!ってできるのが、Kindle Unlimitedの読み放題のいいところ。
このあたりの本、おすすめです。
Kindle Unlimited入ってないけど、気になるから入ろうかなって方はここ見てみてね。
こちらも無料期間が30日間あるので、その間に退会してもOKです!
背の高い家具を置かない
狭い部屋で圧迫感を出さずに家具を配置するためには、背の高い家具を持ってこないこと。これ超重要!!
どうしても持ってくるなら、オープンタイプかつ線の細いのものがおすすめです。
我が家もラダータイプの棚を置いてる。
あと、部屋の手前に背の高い家具→奥に背の低い家具にして、目線を誤魔化すのがいいそうです。
あって当たり前だと思い込んでる家具を置かない
「広い部屋だと当たり前にあった家具を置かない」というのも一つです。
例えば我が家の場合、リビングのセンターテーブルは置いてません。
娘の勉強は自分の机か、ダイニングテーブルでするんですが、どうしてもテレビを見ながらお絵描きしたい時は折り畳みのちゃぶ台を持ってきます。
また、ソファを置かないってのも選択肢の一つです。
あの「人をダメにするソファ」を置いてソファの代わりにするのも有りだなと。
家族の人数分このソファを買って、リビングに置いておくのも良いですよね。かなりスッキリ見えると思います。
また、こういうリビングダイニング兼用セットも最近需要があるみたいで、家具屋さんでもよく見かけました。
家具を一気に揃えるんじゃなくて、部屋の広さのバランスを見ながら徐々に揃えていくのがおすすめです。
まとめ
以上、「狭い賃貸マンションで家具をうまく配置させるコツ」を紹介させていただきました!
賃貸マンションに限ったことじゃないですが、めちゃくちゃ広い部屋じゃない限り、家具はうまく配置しないと圧迫感が出てきてしまいます。
とにかく色んなインテリアを見て、イメージを膨らましましょー!!!
それにしても、日本のマンションってなんかオシャレにならないのは何でなんでしょうね。
壁のクロスのチョイスと、いけてない床の色のせいかなあ。海外だと賃貸でもオシャレな部屋が多いのに!!
とはいえ、日本の家は収納の作り方とかデッドスペースを活かすのが凄く上手くて、そこは良い部分なんですが。
そうそう。イケてる部屋にするために、部屋の一部に上からアクセントクロスを貼ったり、フロアタイルを敷いちゃうのもおすすめ!!
今は賃貸でも貼れる壁紙が色々出てて凄いね!!
偉そうに記事とか書いちゃったけど、我が家もまだまだなので、これからもっと快適かつお洒落になるよう楽しみながら部屋を作り込んでいきたいです!!