この記事で紹介している「Long Neck Karen Camp」」は閉鎖してしまっているようです。他でも首長族の村はあるので、探してみてください。
チェンマイに行ったら、是非一度訪れてみたかったところ。
それは、首長族の村。
首に長い金属の輪っかをつけている女性の姿を、本やテレビで見たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
日本では一般的に首長族と呼ばれているのは、カレン族のことを指します。カレン族の村へは、チェンマイから行くことができます。
この記事では、首長族の村への行き方や入場料、見どころなどを綴っています。
首長族の村「Long Neck Karen Camp」」
首長族と呼ばれている人たちは、ミャンマーから移住してきたカレン族と呼ばれる人たちのこと。
通常はメーホンソンというチェンマイから5時間ほどかかる村に住んでいます。
さすがにそこまで行くには遠いので、観光で行くのであれば、観光客用のスポットとして整備されている「Long Neck Karen Camp」に行くのが一般的です。
Long Neck Karen Campでは、カレン族だけでなく、アカ族やヤオ族と行った少数民族たちも一緒に暮らしているようです。
首長族の村への行き方
チェンマイ中心部から「Long Neck Karen Camp」までは、車で40分ほどです。
行き方としては3種類あります。
タクシーで行く
私達は、ホテルでタクシーを手配してもらって行きました。
Grabでも行けそうだったのですが、帰りにもしGrabが捕まらなかった場合、帰る手段がなくなってしまわないか心配になっったのです。
帰るまで現地で待っててもらえるように交渉をしておいた方が安心です。
ソンテウやトゥクトゥクで行く
流しのソンテウやトゥクトゥクを捕まえて行くこともできます。
ただ、首長族の村付近は山道で道が悪く、かなりガタガタします。乗り心地の悪いソンテウはあまりオススメではありません。
また、現地で待ってもらうように交渉したりしないといけないので、言葉に自信のない方はやめておいた方がいいかも。
ツアーで行く
他にも近くの観光スポットを色々と回りたい!というときには、ツアーに申し込むのもオススメです。
首長族の村とエレファントキャンプで象乗り、昼食と日本語ガイドがついている至れりつくせりのツアーです。
首長族の村の入場料金
現地へ着くと、まずは入場料金を払います。
1人500バーツ。2歳の子供はフリーでした。
チケットと地図を貰って中へ入っていきます。
首長族の村の見どころ
まず入ってすぐのところにあるのが、アカ族の村。
おじいさんが、弓での的当てゲームをやってみないかと誘ってきます。
丁寧にやり方を教えてくれるんですが、これがなかなか難しくて。ビビりながら弓を引くと、全然あたりませんでした笑。
せっかくゲームをさせてもらったので、何か買っていこうかなと物色。
カラフルなポーチやチャームが並んでいて、目移りしちゃいます。ポーチで100Bほどでした。
村を先へ先へと進んでいくと、こんなのどかな風景が。
田んぼの中の道を歩いて、カレン族の村を目指します。吹き抜ける風がとても気持ちいい。
コムローイの時期ということで、カレン族の村のあたりはとても賑わっていました。
このおばちゃん、笑顔がとっても可愛かったなあ。
ちなみに彼女たち、ミャンマーからの移民ということでタイ語は通じません。どちらかというと英語の方が通じます。
思わずタイ語で話してしまいますが、途中で気づきました。
カレン族のこのおばあちゃん、よくお土産のプリントに描かれていたり、ガイドブックに載っている方では!?ということで、一緒に写真を撮ってもらいました。
この少数民族の村では、観光客たちが購入するお土産の売上で生活をされています。
なので、写真を撮らせてもらったら、何かを購入するようにしてみました。
ナイトマーケットなどに比べたら高いですが、そこまで破格の金額ではありませんよ。
個人的には、アカ族の布製品はカラフルで可愛いものが多く、気に入ったものが多くありました。
炭で布に模様を描くおばあちゃん。職人技です。
織り物をするおばあちゃん。
こちらも柱にもたれながら、縫い物をされています。
基本的に女性は、観光客の相手をしたり、何かを手作りしたりと、ずっと働いているようです。
彼女たちを見世物のように扱うこのスポットに賛否両論あるようですが、ここを訪れて、買い物をしたりすることで、何かの支援になるのであれば良いのではないでしょうか。
(支援すると、更にこの施設が継続することになって…と、鶏が先か卵が先かという話になりそうですが)
子どもたちも、バンコクではなかなか見ることの出来ない田園風景の中を走り回らることができて、現地の子どもたちと触れ合って、良い体験ができたんじゃないかなと思います。