トンロー通りを歩いていると、フルーツ屋台のおじさんが何やら声をかけてきました。
「ほらほら!マンゴー美味しいよ!!」
見てみると、そこにあるのは、いつものマンゴーよりも一回り小さなマンゴー。
「どうしようかな」なんて考えていたら、おもむろにマンゴーの皮を剥きはじめ、試食を促してきます。
食べてみると、めちゃくちゃ濃厚で甘い!!値段を聞いてみると、1kg60バーツとのこと。
屋台のおじさんの戦略にまんまとはまり、私は1kgのマンゴーが入った袋を持って、家路についたのでした。
今まで食べた中で一番の甘さ
購入したのは、オクロン種と呼ばれるマンゴー。
マンゴーと聞いたときに、誰もが思い浮かべる黄色い皮に、大ぶりでゴロンとしたフォルムは、ナムドクマイ種と呼ばれるマンゴーです。
並べてみると一目瞭然ですが、オクロンはナムドクマイに比較すると一回り小さめです。
このシワがオクロンマンゴーの特徴であり、食べごろの印。
皮を剥いてみると、想像よりもずっと黄色が薄く、どちらかというと白色に近い。
黄色い方が美味しい!と、ずっと思い込んでいた私は、ひとくち食べてみてビックリ!!
口に入れた途端に甘い果汁が広がります。めっっちゃくちゃ甘い!!
小さい果肉からは想像できないくらいに濃厚で甘いんです。これは美味しい!!
小ぶりなので、丸々1個カットしても一瞬でなくなります。結局、子供と一緒に3個も食べてしまいました。
あまり市場に出回らないオクロンマンゴー
今回食べたオクロンマンゴー、フルーツ天国のタイでも、あまり市場に出回りません。
痛みやすいため、日本へも出荷されていない品種なんだとか。
食べられるのは2月〜5月の間。フルーツ屋台や、市場なんかで売られています。一番手に入れやすいのは、木タラかなあ?
ただ、私個人の感想としては、ナムドクマイの大ぶりの果肉をガツンと食べる方が好きかなあ。ひとつのマンゴーから取れる量が少なすぎる〜!泣
もちろん美味しいんですけどね。
タイ在住者の方も、旅行者の方も、もしオクロンマンゴーを見つけたら、ぜひぜひゲットしてみてください(*゚∀゚)=3