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コラム

バンコク駐在妻、自分の立ち位置に戸惑う

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私、タイに来て初めて専業主婦になりました。日本にいる間はずーっと働き続けていて。

むしろブラック企業のような会社だったので、朝から晩まで働いてたんです。

日本での周囲の友達も、結婚してても仕事はバリバリみたいな子が多くて、飲みに行っても話題は仕事の話がメイン。

「最近任されたプロジェクトが大変」「女性の働き方をもっと考えていきたいよねー」「休みになったら旅行しようよ」みたいな話を、仕事終わりに飲んで語りながらストレス発散してました。まあ、8割しょうもない話でしたけど。

そんな中、タイに駐在妻として来て、3ヶ月くらい経つんですけど、どこにも自分の居場所がないって感じることがあって、ちょっと戸惑っています。

バンコクでの友人との話題

最初の方にタイで知り合った他の方とランチしたりすると、日本の友達としていた話題と全然違う!ということに戸惑ってしまいました。

「このお店のスパがいい」「あのお店のケーキは美味しい」「どの浄水器がいい」「あのスーパーの漬物が美味しい」などなど。

うーん…。楽しいんですけど、なんか物足りない。

もっと生産性のある話がしたい!晩ごはんの話題なんてどうでもいいから、もっとワクワクするような会話をしたい!

正直、最初はそんな風に思ってました。

初・駐妻以外の人との飲み会

夫にも「ぷくこには働いてる子の方が話合うんじゃない?」と言われ、ちょうど知り合いに誘われたのもあって、働いている人ばっかりの飲み会に行ってみたんです。

ちなみに、働いている人限定!という訳ではなく、たまたまそういう人が多かっただけです。駐妻は私一人でしたけど。

で、時間通りに待ち合わせのお店に行ってみたら、金曜夜だったので、みんな仕事帰りでスーツ。

なんか、その姿を見てちょっと引け目を感じちゃったんですよね。

「私、働いてなくてスイマセン」みたいな。もちろん誰もそんなこと思ってないんですけどね(´・ω・`)

「駐妻って昼間なにしてるの?」っていう、何気ない会話でさえ気にしてしまったり。

その飲み会をきっかけに、別の会社だけど取引するようになって…なんて話を聞いてると、「いいなー!働きたいー!」って心底思いつつ、でも「今の自分には無理やしな」って凹んだり。

主婦の側でも物足りず、仕事人の側でも物足りずで、自分の居場所はどこにあるんやろう?って帰り道に泣きそうになりました。

あ、でもタイに来てランチばっかりやったので久々のお酒は美味しかったです(・∀・)

要は自分の気持ち次第

そんな気持ちで凹んで過ごした週末。

月曜日になって、タイ語学校で他の奥様と話してると、なぜか不思議な現象が起こりました。

あれ?なんかスーパーの話が落ち着く?

あんなに物足りないって思ってた会話も、なぜかその日は楽しく感じて。先日の飲み会で無理に仕事の話をしたい!でもできない!ってストレスを感じていたときに比べると、自然体で話をすることができたんです。

今の私には、こっちの方が私の居場所なんだなと、そのとき自然に思うことができました。

考えてみれば、先輩主婦たちの家事テクニックや、タイの生活情報を教えてもるんやからありがたい話やんなと。なんだか、だんだん楽しくなってきました。

人って自分の心の受け取り方次第で変わるものですね。我ながら勝手です(笑)

たぶん、働いている人たちの間に入って、引け目を感じるのは、私自身が100%今の自分に納得していないからなんですよね。

主婦側の世界にきちんと基盤ができて、今の主婦としての自分の立場に自身が持てるようになったら、もう一度働いている人たちとも楽しく飲みにいけるのかなあ。

行けたらいいなあ、なんて思ってます。

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ぷくこ
大阪出身のタイ大好きブロガー。 かわいい雑貨が大好き。 バンコクの観光・生活・育児情報を分かりやすくをモットーに発信中! 楽天ROOMでタイ生活でのおすすめグッズを紹介してます。

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