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タイ国内外旅行

【ナコーンシータマラート県】まるで日本の夏休み キリウォン村訪問

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Sunnyside

こんにちは!Sunnysideです。

タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。

「ナコーンシータマラートに、日本の夏を思わせるような村がある」という話を聞いて、ずっと気になっていたキリウォン村

ナコーンシータマラート県に行くことができたときに、週末に滞在してみましたので、今回の記事では、その時の様子を紹介していきます。

  • タイの在住歴が長くて、日本が遠くに感じる
  • 夏休みに日本に一時帰国しないから、日本の夏を感じたい
  • たまにはきれいな川で遊びたい

こんな方におすすめな場所です!

キリウォン村について

キリウォン村は、南タイナコーンシータマラート県にあります。

タイの山脈といえば、チェンマイやメーホーソーンなどの北タイに集中していますが、タイ南部で最も高い山がナコーンシータマラートにあり、それがカオルアン(ルアン山:標高1780メートル)です。

標高差から生まれる豊かな自然は、多くの生態系を生みだし、カオルアンはタイで7番目の国立公園に指定されました。

キリウォン村は、そんなカオルアンの麓にある景勝地です。

キリウォン村に訪れてまず驚いたのが、川の水がきれいに見える!ということ。

南タイにある山なので土壌の質が違うのか、南タイ故の雨量の多さなのか。

原因はわかりませんが、「タイの川は茶色いのが当たり前」と思っていたので、キリウォン村の景色はとても新鮮に映りました。

地図で見てみてると、右下部分がキリウォン村なのですが、ルアン山から流れる川の水源と思われる地点から、キリウォン村は6kmくらいしか離れていないんですよね。

高い山の水源から近いところに村があるというのが、タイでは珍しい清流の理由なのかもしれません。

キリウォン村の行き方

キリウォン村は、ナコーンシータマラート市内から車で30分程で行くことができます。

  1. Grab・タクシーで行く:約30分
  2. バスターミナルからソンテウで行く:約45分

ナコーンシータマラート市内はGrabが利用できたので、行きの市内からの移動は、Grabやタクシーがいいかと思います。

2022年時点で料金280バーツでした。

帰りは、キリウォン村にはソンテウが待機していたので、そちらに乗って市内に戻ることができました(1人30バーツ)。

キリウォン村に入るときに、白いキリウォン橋を渡ります

ここがランドマークになっているようでした。

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行きも帰りもわりかしアクセスしやすいのが、キリウォン村のいいところ!

キリウォン村の水遊びスポット

子連れでキリウォン村に訪れたので、気になっていたのが「水遊びできるスポットはあるのかな?」ということでしたが、バッチリありました

キリウォン村の入り口から2キロほど奥に行ったところに、NAN HIN THA HA(地図)という水遊びスポットがあります。

川を吊り橋で渡った先に、川に入りやすいポイントがあります。

川幅は広く、子供でも遊べる浅さで、川の流れも緩やかなので、まさに水遊びには最適!

そしてタイあるある、人の集まるところに商売あり!

ちゃんと浮き輪までレンタルできました。

川遊びといえば、カオヤイやカンチャナブリーなどでもしましたが、ここまで川幅が広く、しかも穏やかな水流の中で遊べる場所ってなかなかない気がします。

子供たちの水遊びを安心して見ていられました。

タイの人たちって、本当に居心地よく時間を過ごすことに長けてますよね。

川原には、大人も楽しめる様なスペースがちゃんと用意されていました。

思わず女性の修行者さんたちも、くつろいでしまう川原。

ちょっと小休止というときにぴったりな、屋台やカフェなどもありました。

子供たちは遊びに夢中。ここの居心地があまりによかったので、「もう初日はこれでおしまいでいいや~」となる勢いでした。

水遊びスポットからキリウォン村中心地まで

水遊びスポットからキリウォン村の中心地までは2kmくらいあり、行きは直接タクシーで水遊びスポットに来てしまったので、散歩しながら村まで行くことにしました。

川沿いに道路があるので、景色を見ながら歩いていきます。

歩きながら改めて、「確かにここ、日本のように感じることがある。というかタイっぽくない」という思いを強くしました。

やっぱり、「山から清流が流れていく」という風景自体が、タイだと北タイに限定されるのが理由だろうなと感じます。

子供たちは川原に石を投げたり、虫取りしたり、思い思いに過ごしています。

これはまさに…日本の夏休み感ある!

数は少ないですが、道のところどころにお店やカフェがありました。

キリウォン村はマンゴスチンも名産物なんだそう。時期があわず加工品しかなかったのですが、旬のマンゴスチン食べたかった。

そしてこのお店に、なぜかウリボウ(猪の赤ちゃん)が飼われていました!

Sunnyside

ウリボウ初めてさわった。大きく育てて食べるの?

レンタサイクルなどもありましたが、キリウォン村は基本山道なので、町散策として借りるにはちょっとハードルが高いかも。

ゆっくり30分程歩いて、キリウォン村の中心地に来ました。

吊り橋が町の中心にあって、フォトスポットにもなっています。

吊り橋からは、キリウォン村のランドマークである白いキリウォン橋が見えました。

The Sky Roof に宿泊

キリウォン村では、村の中心地にあるThe Sky Roofというお宿に宿泊。

1階部分が小さなスーパーマーケットになっていたので、ちょっとしたものを買い足すのに便利でした。

1階のスーパーマーケットの屋根がルーフトップになっていて、2階の宿泊部屋を出たらそのまま屋上を歩けるようになっているので、Sky Roofの名前がついているようです。

ここからの景色も山並みを感じられて気持ちよかったです。

客室も、採光と景色へのこだわりを感じる窓の広さ。室内もきれいで快適でした。

こだわりが高じて、外から客室丸見えという欠点もありますが、ご愛敬。

The Sky Roofには夕食がついていないので、近くで評判がよかったKrok Por Thao(地図)というレストランまで歩いていくことに。

ご飯の写真が全然ないのですが、このキリウォン村の野菜と玉子を炒めた料理がめっちゃ美味しかった!

宿からはキリウォン橋が一望

朝は行き交う人々を部屋からのんびりと眺められて楽しかったです。

立地が中心地過ぎて、少し夜の車の行き来の音が気になったので、山ならではの静けさを求める場合は、もう一段奥の宿がいいかもしれません。

宿では朝食がついてきます。

屋上の屋外で食べてもいいし、ラウンジの様な軽食が食べられるスペースがありました。

\このホテルの宿泊料金をチェック/

Agoda

キリウォン村の朝

翌日の朝も気持ちよく晴れたので、朝食の前に散歩をしようと宿を出たら、いきなり牛に遭遇!

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タイの田舎はちょいちょい牛を見かけるけど、これ放牧だよね?まさか野良牛じゃないよね??

澄んだ空気に、静かな朝。聞こえてくるのは牛の鳴き声のみ。

なんて牧歌的で平和なんでしょう。

キリウォン橋から見た山間の景色。川の水が、青空が映るほどに澄んでいてきれい。

キリウォン橋の中心。

早朝からツーリングしているグループの方がいました。

空気がきれいなところだとツーリングもまた楽しそう。

橋のリフレクションが撮りたいなあと思って、橋の手前側も散策。

山の高さこそ違いますが、日本の上高地の様な気持ちよさを感じました。

The Sky Roofの前の通りがメインストーリーになっており、朝はこの通りで朝市がたっていました。

美味しそうな匂いに誘われるままに調達する朝ごはんもいいですよね。

まとめ

山々と、開けた川と、澄んだ空気に、きれいな水。

日本では当たり前の、むしろよく見るような風景が、タイだとこんなにも日本を想起させ、懐かしい気持ちになるということに改めて感動を覚えました。

逆にいうと、日本からわざわざ旅行に来るような場所ではないし、日本が身近な人にとっては、取り立てて特別なものに感じないかもしれません。

なのでキリウォン村はこんな人にオススメ!

  • タイの在住歴が長くて、日本が遠くに感じる
  • 夏休みに日本に一時帰国しないから、日本の夏を感じたい
  • たまにはきれいな川で遊びたい

タイにいながらにして、どこか懐かしい気持ちになれる。

日本人の私にとって、キリウォン村はそんな場所でした。

ABOUT ME
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タイ在住。バンコクの街歩きと、市場でくつろぐ猫が大好き。ガイドブックに収まりきらないタイ国内旅行の魅力を発信中!よりディープなお出かけはInstagramから

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