一夜明けてもまだ興奮が覚めません。
表題通り、RADWIMPSのライブに行ってきました。まさか、バンコクに来て彼らを見れるとは思ってもみませんでした。
もう最高でした。最高としか言い表せません。
ちょっと変なテンションのまま、ライブレポを書いていきたいと思います。興味ない方はスルーでお願いします。
RADWIMPSについてサラッと紹介
改めて書く必要もないのですが、RADWIMPSは4人組のロックバンドです(現在ドラムの山口智史さんは病気のため無期限休養中)。
結成は2001年でメジャーデビューは2005年。2006年に発売されたアルバム『RADWIMPS4〜おかずのごはん〜』で人気は決定的なものに。
そこからずっと、邦ロック好きには根強い人気を誇っていましたが、2016年に新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』のサウンドトラックを担当することで、国民的な人気バンドとなりました。
今まで彼らの音楽を聞かなかった層でも、「前前前世」と聞けば、すぐに分かるんじゃないかと思います。
私は、彼らがメジャーデビューを果たした頃、ちょうど学生の音楽を一番聞いていた時期で。
そのせいもあって『RADWIMPS4〜おかずのごはん〜』は、もう擦り切れる程聞いていました。ちなみにこのアルバム、名曲だらけなので、『君の名は。』でRADWIMPSを知った人には是非聞いて欲しい一枚です。
社会人になってからは、違うバンドにハマったりもしてたんですが、彼らの新譜だけは必ずチェックしていました。
また、後に結婚した夫がすごくRADWIMPSが好きだったので(味噌汁’sまで聞くくらい好き)、日本でもタイでも車でどこかに行くときのBGMは必ずRADWIMPSでした。
ですので、今回RADがバンコクに来るって聞いたときには夫婦で大興奮!!
ちなみに、駐妻友達でRADWIMPSを知ってる人が少なすぎるんですけど、どゆことヾ(*ΦдΦ)ノ 日本の友達は、ほぼ皆知ってるのに!
チケットナンバーが1番だった
私が、どれだけライブを心待ちにしていたかは、これを見てもらえば分かります。
なんと!
チケットナンバー1番!!!
これって一番にチケットを取ったってことですよね?
チケット発売日の発売時間になったら、即サイトにアクセスして取りましたからね。入力で色々手間取ってしまって、20分くらい経ってしまいましたが。
でも、残念なことに、このチケット当日まで取れたみたいですね( ̄▽ ̄;)
しかも、整理番号なしのオールスタンディングだから、チケットナンバーなんて関係ないという。
日本では考えられない小さなライブハウス
今回ライブが行われたのは、ラップラオにある「Moon Star Studio」というライブハウス。
交通手段がタクシーしかないので、けっこう辺鄙な場所と言えます。辺鄙っても、スクンビットから車で30分くらいですが。
これ、場所が微妙だからという理由でライブに行くのをやめた人ってけっこういたんじゃないですかね?平日ですしね。
例えば週末にスクンビットで行われていたら、もっと人が集まっていたんじゃないでしょうか。
それくらい、思っていたよりも人が少なくて、小さい会場だったんですよ。
大阪のライブハウスしか知らないから例えが分かりづらいですが、なんばHatchくらいかなあ。
RADWIMPSといえば、日本ではアリーナツアーや武道館を成功させてるバンドですよ?こんな小さなハコで彼らを見れるなんてありえないです。
ちなみに、タイ人の方も思っていたより多くて、半々くらいだったんじゃないでしょうか。もちろん、日本からの遠征組と思われる人たちも。
セットリスト・感想【ネタバレ有】
それでは、この日のセットリストです。ライブ中にメモっておこうと思ってたのに、すっかり忘れてしまっていて。Twitterで親切な方がまとめてくださったのをお裾分けでいただきました。
帰ってから思い出して書いてみましたが、ちょこちょこ抜けていたので助かりました。
ちなみに、今後のアジアツアーに参戦する方は、ネタバレになるのでご注意ください。他のアジアツアーのセトリ見てると、同じようなラインナップで歌われています。
ほぼ定刻通りにライブはスタート。
メンバーが出てきたところから、もう大興奮!!だって、本当に目と鼻の先に、RADWIMPSのメンバーがいるんですよ!肉眼で、野田洋次郎さんの表情や汗が十分確認できる距離に自分がいるなんて信じられません。
最新アルバム『人間開花』と同じ一曲目「Lights go out」からスタート。
そして2曲目は、映画『君の名は。』でお馴染みの「夢灯籠」。やっぱりタイでもヒットしたこの映画の曲となれば、歌い出しから盛り上がりますね。
そのまま「前前前世」と続くので、会場のボルテージは一気にヒートアップ!もちろん私も、テンションMAX!必死で腕を振り上げます!!
その後に「AADAAKOODAA」をやったので、『人間開花』からが多いのかなと思っていたら、「05410-(ん)」や「アイアンバイブル」、「トレモロ」などのお馴染みの曲も!
ああ〜昔から聞いていたこの曲たちを、生で聴ける日が来るなんて思ってもみませんでした。
そして「棒人間」ですよ。
この曲を初めて聞いたのは、アルバム発売直前に放送されたNHK「SONGS」。そのときから、メロディも歌詞も全部が頭から離れなくて、もう発売から今まで半年間、ずーっと聞き続けていました。今ちょうど「フランケンシュタインの恋」の主題歌にもなっているので、聞いたことがある方も多いと思います。洋次郎の澄んだ歌声が響いて、もうドキドキが止まりませんでした。
またしても『君の名は。』の劇中歌「スパークル」では、スマホのライトを照らして、会場全体で光の海を作りました。
そうそう。ギターの桑原さん、ベースの武田さんがそれぞれタイ語で挨拶していました。
桑原さんの挨拶も可愛かったんですけど、武田さんの方が発音が良くてビックリしました。タイ語の声調もバッチリ再現。
やっぱりミュージシャンの方って、耳がいいから発音も良くなるのかなあ。
しかも、けっこう長く話されていて。こういうのって、「こんにちはー!ありがとうー!」くらいしか現地語の挨拶ってしないイメージだったので、勝手に嬉しくなっちゃいました。ちなみに洋次郎のMCは全部英語でした。
その後の、「DADA」も盛り上がりましたが、なんといっても「おしゃかしゃま」ですね。めちゃくちゃカッコよかったです。ギターとベースの掛け合い、ギター&ドラムとベース&ドラムの掛け合い。ものすごく盛り上がりました!!
その盛り上がりのまま、「ます。」「君と羊と青」と続いて、もうこのあたりの記憶がありませんw それくらい興奮して頭が真っ白になっていました!
新曲の「洗脳」もやって、本編ラストは「有心論」で締め。「有心論」も大好きな歌だったので、聞けて本当に本当に嬉しかったです。
実は私、諸事情により、この本編で帰ってしまったんですね〜(ありえないのは分かってるんですが)。
後で、「ふたりごと」や、「いいんですか」をやったと聞き、めちゃくちゃ残念だったんですが、本編だけで大満足だったので良しとしましょう。
幸せな時間をありがとう
ライブ当日まで行けるかどうか不確定だったんですけど、やっぱり行けて良かったです。
日本にいたら、どうせチケット取れないだろうなと思って、ライブに行こうとも思わなかったでしょうし、行けたとしても今回のような距離で見れることはきっとなかったでしょう。
こんな規模のライブハウスで残りのツアーもやってくれるなら、日本のファンの方は旅行とセットでアジアツアーに参戦すべきだと思いますよ!それくらい、幸せな時間を過ごしました。
はあ、この幸せの余韻から、いつ抜け出せることやら…笑
(2017年6月17日追記)主催者FBに写真が上がっていました!こんなん見たら、また思い出してニヤニヤしてしまう〜!!