こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
今回は、今回はロイカトンの時期に開催されるスコータイのキャンドルフェスティバルについて紹介します。
毎年陰暦12月(新暦10月~11月頃)の満月の夜にタイ全土で開催されるロイクラトン祭り。
バナナの葉で蓮の花を象った灯篭(クラトン)を作り、川に流す(ロイ)ことから、そのように呼ばれます。
このロイクラトン祭り、13世紀スコータイ王朝時代の王妃が、川の女神プラメー・コンカに、川の恵みの感謝を捧げるために行ったのが始まりと言われています。
そんなロイクラトン発祥の地スコータイで、毎年10~11月にキャンドルフェスティバルが開催されています。
2024年は11月8日(金)~15日(金)に開催決定!
詳細は、https://www.facebook.com/tatsukhothaikamphaengphet/からご確認ください。
\スコータイのキャンドルフェスティバルの魅力/
- タイ最大規模のロイクラトン祭り
- 歴史公園の中で行われ、遺跡とライトアップの調和が美しい
- 開催期間が比較的長く、週末にも行ける
- 光と音のショーが観られる
タイのロイクラトン祭りは満月にあわせて実施されるところが多く、平日の開催だと参加できないよ…!となる年もあります。
スコータイのキャンドルフェスティバルは開催期間が長いので、週末に参加できるのは貴重ですね。
そんなスコータイのキャンドルフェスティバルの魅力や留意点を、ガッツリお伝えします!
スコータイ歴史公園の場所と行き方
バンコクから、キャンドルフェスティバルの開催地であるスコータイ歴史公園への行き方は主に下の2つです。
飛行機で行く
スワンナプーム空港→スコータイ空港(バンコクエアウェイズのみ。所要時間約1時間)→スコータイ歴史公園(車で約40分)
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長距離バスで行く
バンコク北バスターミナル→スコータイ新市街(所要時間約8時間)→スコータイ歴史公園(ソンテウで20分)※ルートによっては旧市街でも下車できます。
また、スコータイ空港への直行便は便数が少ないため、ピサヌローク空港から車でスコータイまで移動するという手段もあります(車で約1時間20分)。
スコータイは街の中心地である新市街と、歴史公園のある旧市街に分かれています。
新市街と旧市街はソンテウで20分程で行き来することができます。
お祭りが始まる前にスコータイ歴史公園を散策しよう
キャンドルフェスティバルは「スコータイ歴史公園」で開催されます。
ライトアップは例年17時頃から行われます。イベント期間中も歴史公園は散策できますので、スコータイに初めて来たという方は、是非日中に観光してみましょう。
スコータイ歴史公園料金表(2020年時)
- 城壁内への入場料:100バーツ
- 城壁内のゴルフカート:230バーツ~/1時間
- レンタサイクル:30バーツ~
- レンタサイクル入場料:10バーツ
※イベント開催期間中は料金が変更となる可能性があります。
園内はとても広いです。
子連れでレンタサイクルが出来ない年齢の場合、ゴルフカートで回るのがベスト。
フェスティバル開催当日は人気で利用が難しい可能性がありますので、その場合は城壁内を巡回するトラムに乗ることもできます。
スコータイ歴史公園の魅力についてはこちらから!
スコータイ歴史公園のキャンドルフェスティバル
スコータイ歴史公園は夜になると、その広大なエリアがそのままキャンドルフェスティバルの会場になります。
その規模はタイのロイクラトン祭りの中でも最大級!
入場門から入ります。暗い道路を進んでいくと会場に到着します。
会場では、ライトアップされた遺跡をバックに、無数のキャンドルが夜を彩っていました。
この幻想的な光景を初めて見たとき、ロイクラトン祭りってなんて美しいんだ…!と涙腺がゆるみました。
歴史公園を会場とするスコータイならではの魅力です。
公園内はいくつかのエリアに分かれています。
- 屋台が並ぶ食事エリア
- イベントやショップのエリア
- 光と音のショーのエリア(観客席にはチケット購入者のみ入場可)
- 屋台や舞踏ショーなどの散策エリア
- クラトンを流せる池
食事エリアでは、屋台のフードストリートが縦横に伸びています。
机と椅子のある場所もありました。子連れの場合は先にホテルで軽くご飯を食べて、こちらでは少し食べ歩く程度でもいいのかなと思います。
イベントやショップのエリアでは、クラトンの作品展示や、撮影ブースなどが用意されていました。
こちらのクラトンを模したオブジェも美しい。
光と音のショーのエリア(ワット・マハタート周辺)では、1日2回、ショーが開催されます。
舞台正面の観客席部分はチケットが必要です。舞台周辺で演奏が行われていました。
こちらのショーでは象が出てきたり、実際にコムローイが打ち上げられたりする模様。
ちなみに2021年はショーが行われなかったため、演者の方が池にロイクラトンを浮かべるパフォーマンスをやっていました。
視界に入る、数え切れないほどのキャンドルたち。まるで蝋燭の一つ一つに魂が宿っている様な、静謐さと温かみが感じられる光景です。
ライトアップされた遺跡だけでも美しいのに、生のキャンドルが更に彩りを添えています。
公園の奥のエリアでは屋台が立ち並び、舞踏やパフォーマンスがあちこちで行われていました。
こちらのコムローイを模した装飾のブースも沢山の方が撮影してました。
バナナの葉で作られた「クラトン」もあちこちで売られています。
が、広い公園内、どこで流せるの?とクラトンを持ちながらウロウロとしてしまうことが多いです。
流せる場所は主に北側の池のエリアになります。
池の周りでもショーが行われていたりします。
「ここで流す」という決まった場所はありませんので、クラトンがすでに浮いていて、人のいなさそうなポイントを探しましょう。
そしてようやく流せると思った池には…。
クラトン大渋滞!!!!バンコクのベンチャシリ公園でおなじみの光景
ということで、クラトンを流す事にはあまり情緒が感じられなかったですが、まあ「キャンドルフェスティバル」なのでそこは諦めましょう。
ちなみに一風変わった、お魚のえさで出来たクラトンも売られていました!
こちらも買って浮かべてみましたが、お魚がついばむたびにクラトンが揺れ、小さくなっていく様が何とも面白かったです。
もしかして実はこれが一番環境にいいのではないか?とも思ったり。タンブンだし。
コムローイを上げる場所は見当たりませんでしたが、ショーで使用されたものか、持参した人がいるのか、夜空を上がっていくコムローイを時々見ることもできました。
そして8時と10時の2回、花火が打ちあがりました。何のアナウンスもなく始まるので注意しましょう。
こちらも本当に美しかった…!遺跡×キャンドル×花火、好きなものがフルコンボだドン!
宿泊は歴史公園の徒歩圏内がオススメ!おすすめホテル紹介
スコータイのキャンドルフェスティバルは、夜遅くまで楽しめてしまうお祭りですが、留意しなければならないのは帰りです。
公園の外の道路はとても混雑します。新市街と結ぶ交通手段のソンテウもほとんど機能しません。
お祭り期間中、送迎車を出してくれる宿もあるかと思いますが、迎えに来た車とうまく合流できない可能性があります。
特に子供連れの場合、万が一乗れなかった時のことを考えて、公園から徒歩圏内の宿に宿泊することをおすすめします。若しくはツアーでの参加。
お祭りの期間は予約も早く埋まるので、開催が決まったら早めに宿を押さえましょう。
スリウィライ・スコータイ
私たちは期間中「スリウィライ・スコータイ」に滞在しました。
こちらのお宿はスコータイ旧市街の4つ星ホテル。
広い蓮池を囲むように客室棟が並んでおり、スコータイの古都らしい伝統的な雰囲気を随所に感じました。
お部屋も広くて開放的。
インフィニティプールの周りには天蓋付きのベット。日中観光して夜お祭りに出かけるまでのインターバルに使わせてもらいました。
そして夜は、ご飯を食べながらライトアップされた遺跡(チェディ)を見ることができます。
この広場、昼間は解放感があって、夜は幻想的なゆったりした時間が流れていて、本当に素敵でした。
スコータイ歴史公園からは約2km。子供連れだと少し遠く感じますが、徒歩圏内です。
フェスティバル開催期間中は送迎のシャトルバスが出ていました。
\このホテルの宿泊料金をチェック/
その他、もう少し近場で泊まってみたかったお宿も紹介します。
レジェンダ スコータイ リゾート
ショーや托鉢などが行われる人気のお宿です。
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サワディー スコータイ リゾート
手入れの行き届いた施設とホスピタリティが高評価。
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スコータイ歴史公園のキャンドルフェスティバル まとめ
いかがだったでしょうか。
ロイクラトンの発祥の地、スコータイで行われるキャンドルフェスティバルは、タイ国中から観光に訪れる人気のお祭りです。
美しくライトアップされた遺跡を歩いていると、スコータイ王朝時代から何百年と続くタイの灯篭流しの伝統を実感することができますよ。
今年のロイクラトン祭りには是非、スコータイを候補に入れてみてくださいね。