こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
有名なひまわり列車に乗りたい!
と思ったのですが、バンコク発着のひまわり列車は移動時間が長く、子連れにはちょっときついかなというのが心配。
ですので、「ロッブリーのひまわり畑を見る」&「現地の鈍行列車に乗ってみる」というのを目的にして、ロッブリーに訪れてみました。
ひまわりが美しい遺跡の町 ロッブリー
ロッブリーは、バンコクから車で約二時間の場所にある町で、カオヤイの北方面に位置します。
アユタヤ時代に第二の首都であった時期もあり、市内には遺跡が多く残されています。
11月には猿にご馳走をふるまう奇祭、ロッブリー猿祭りがありますよ。
パーサック・チョンラシット・ダム湖の様子
まずはロッブリーにある、国鉄パーサック・チョンラシット・ダム(Pa Sak Jolasid Dam)駅(地図)を目指しました。
「南国のタイ」のイメージからすると意外に思えるかもしれないですが、実はタイは海がない県の方が多いんです。
なので、湖やダムは貴重な行楽地。
湖のほとりで凧あげをしている子供たちがいて、気持ちが良かったです。
湖はまあ、普通のダム湖ですね。
後から知ったのですが、バンコクのチャオプラヤー川の水位を調節するのに、このパーサック・チョンラシット・ダムや、チャオプラヤ・ダム等が重要な役割を果たしているのだとか。
バンコクで洪水がニュースになる度に、このダムの名前が出てきて、ダムのありがたみを感じるようになりました。
頑張って水を堰き止めて、雨季のバンコクの渋滞問題を解消しておくれ
駅の周辺には、売店のエリアもありました。
パーサック・チョンラシット・ダム駅の方に向かいます。
駅に行ってみると、ちょうどダム湖での記念撮影を終えたひまわり列車が到着していました!
この看板を見ると、どうも「パーサック・チョンラシット・ダム駅~ダム湖撮影~」の区間だけのチケットが販売されているようです。
ひまわり列車にこの区間だけ乗るって出来たのね。
チケット代も安いし、知っていたらこの時間に合わせて来たのに~!空き席なくても立ち乗りとか出来るのかな?
列車の時間はGoogle Mapで調べることができますので、事前に出発時間を確認してから行きました。
乾季の始まり頃に行ったので、まだ水位が高いですね。木が湖に埋もれている独特の景色です。
いよいよ線路が湖に入ります。
湖面に描かれた線路のカーブが美しい!
海風ではないですが、開け放たれた窓から入る風がとても気持ちいいです。
雨季で水位上がったら、走れなくならないのかな?
変わりゆく景色を楽しんでいるうちに、二駅先のスラナラーイ(Suranarai)駅に到着しました。
帰りの鈍行列車を待つと、とんでもないタイムロスになるので、ここで車でピックアップ。
片道20分、ちょっとした列車旅気分が味わえました。この線路は、イサーンの入り口であるナコンラーチャシマー県まで続いています。
ところで、この湖上を列車が走る姿が、映画「千と千尋の神隠し」のワンシーンに似ているという情報もあり、すごく期待して行きました!
が、乾季といえども初夏の様な陽気の中、車内で扇風機を回しながら走る列車の姿は、あの映画の静謐さとはちょっと違うかな…?というところ。
どちらかというとトトロの夏の様な爽快感があった!
自力でひまわりを探してみたけれど
今回は、ひまわりの見頃と聞いていた11月末にロッブリーを訪れたので、当然ながら「車でひまわりを見て帰るか」と計画していました。
タイ最大のひまわりの生産地というから、てっきりGoogle Mapのひまわり畑ポイントに行けば見られると思ってたんです。
ところがどっこい!!!!
どこに行ってもひまわりが咲いてない?!
「ひまわり畑どこですか?」って地元の人に聞き、教えられた場所に行っても、ひまわりが咲いてない。
実はタイのひまわり畑の見頃は2週間程度と短く、畑を区切って少しずつ収穫時期をずらして管理しているそうなんです。
「満開のひまわり畑を自力で探す」というのは意外に難しかったんですね。
ということなので、確実にひまわりを見たい方は、やはり「ひまわり列車」に乗って専用車で連れて行ってもらうか、ツアーで参加することをおすすめします。
ちなみにロッブリーの満開のひまわりは、こんなに美しいみたい!
乾季の青い空に、これ以上ないくらい鮮やかに映えますね。
まったくの空振りで帰ってしまうのも悔しいので、お花の咲いているカフェ「The Ozone Cafe Lopburi(地図)」で一休みして帰りました。
ひまわりではなくコスモスでしたが、花畑がとても綺麗でした。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回、記事を書いてから、「あれ?私、ひまわり列車も乗ってないし、ひまわりも見てなくね?」と思わず自分にツッコミを入れてしまいました。
どうしても湖上を走る列車と、ロッブリーのひまわりをオススメしたかったので、その辺はご容赦くださいね。
この時期、この場所でしか見られないロッブリーの美しい景色。バンコクからも比較的近いので、是非訪れてみてください。
チケットの購入方法はこちらの記事をご覧ください!