こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
今回は、タイ国鉄の特別列車「ひまわり列車」についてご紹介します。
乾季に見ごろとなるロッブリー県のひまわり。
タイ国鉄はこの時期に、湖の上の線路を走る特別列車、通称「ひまわり列車」を運行しています。
この記事では、ひまわり列車の当日のスケジュールやチケットの買い方などを詳しく紹介していきます。
特別列車「ひまわり列車」の内容
11月から1月にかけて運行される特別列車、通称「ひまわり列車」の運行日を紹介します。
運行日
2024年11月 | 3(日) 9(土)10(日) 16(土)17(日) 23(土)24(日) 30日(土) |
2024年12月 | 1(日) 7(土)8(日) 14(土)15(日) 21(土)22(日) |
2025年1月 | 11(土)12(日) 18(土)19(日) 25(土)26(日) |
運行は土日だけだよ!年末年始は運行していないみたい。
チケットは、タイ国鉄の各駅窓口の他、タイ国鉄公式Webサイト「D-Ticket」から購入が可能です(後で詳しく紹介します)
チケットは2等車と3等車に分かれており、 2等車はエアコンが完備されています。
出発地も選べます。
料金表
料金は下記のとおりです。(子供料金はありません)
2等車(エアコン付き車両)
バンコク 各地 (Bangkok) ⇅ パーサック・チョンラシット・ダム駅 (Pa Sak Jolasid Dam) | 往復620バーツ |
1等車・2等車(エアコン付寝台車)
バンコク 各地 (Bangkok) ⇅ パーサック・チョンラシット・ダム駅 (Pa Sak Jolasid Dam) | 往復620バーツ |
3等車(扇風機の車両)
バンコク 各地 (Bangkok) ⇅ パーサック・チョンラシット・ダム駅 (Pa Sak Jolasid Dam) | 往復350バーツ |
パーサック・チョンラシット・ダム駅は以下の場所になります。
パーサック・チョンラシット・ダム駅
ひまわり列車の主なスケジュール
ひまわり列車は特別列車なので、往復だけではなく、途中で見どころに立ち寄ったり、自由時間が設けられています。
主なスケジュールは以下の通り。
午前6:00 | バンコク ファランポーン駅発 ※ダム湖に直行ではなく アユタヤ等のいくつかの駅に停まります |
午前9:30 | パーサック・チョンラシット・ダム駅の 先にあるダム湖の線路上で停車 (写真撮影の時間があります) |
午前9:55 | ダム湖の先にある コークサルン(Khok Salung)駅で停車 折り返し(お土産購入等の時間があります) |
午前10:40 | パーサック・チョンラシット・ダム駅着 |
<自由時間> ・トラクター等を使用し ダム湖の周辺を観覧 (※別途料金) ・バンを使用しひまわり畑を 見学 (※1人70バーツ) | |
午後3:30 | パーサック・チョンラシット・ダム駅発 |
午後6:50 | バンコク ファランポーン駅着 |
ひまわり列車の主な見どころ
メインとなる見どころは下記の2か所です。
パーサック・チョンラシット・ダム駅の先にあるダム湖の線路
パーサック・チョンラシット・ダム駅から先のこの区間は、タイで唯一、湖の上を走行する路線となっています。湖の上で大きく弧を描いて進む線路は迫力があります。
風を受けて湖上を走る爽快感!気持ちいい!
湖上には停車駅はないので、通常は通過をするだけなのですが、ひまわり列車は特別に途中下車ができるため、線路上から写真を取ったりすることができます。
ひまわり畑
ロッブリーはタイ最大のひまわりの生産地で、この時期に見頃を迎えます。
パーサック・チョンラシット・ダム駅とひまわり畑は距離があるため、自由時間中に専用のバンで移動します。
けっこう長めの自由時間があるよ。時間が余ったらダム湖で凧揚げしたりしてのんびり過ごそう。
「D-Ticket」でのひまわり列車チケットの購入方法
「D-Ticket」はタイ国鉄公式のオンラインチケットサイトです。
言語はタイ語・英語の切り替えが可能です。
少し面倒なのが、こちらのサイトでは「ログイン(会員登録)をしないと購入ができない」という点です。
購入手続きにそれなりに時間がかかりますので、ゆとりのある時に購入してくださいね。
チケットの購入方法
ひまわり列車や蒸気機関車の様な特別列車が運行する場合、チケットの発売時期に、トップページ下部に「Exploring Thailand by Train」が掲載されるので、そこをクリックします。
① 1〜3等車を選択
1等車・2等車(エアコン付き・寝台車)・3等車(扇風機)から選ぶことができます。
② 日付を選択
チケットはWebサイトでも窓口でも、乗車日の1か月前までの分しか購入できません。
行きたい日が決まったら、1か月前を意識してスタンバイしましょう。
③ 購入者情報を記入
ここで「Are you a member?」と聞いてくるので、「No」と回答して購入者情報を記入することもできるのですが、結局「Choose Seat Number」をクリックする時にノンメンバーの人は「ログイン(会員登録)しろ」と言われます。
ここはおとなしく会員登録をしましょう。
外国人の場合、会員登録にはパスポート番号の記入が必要です。
乗車人数と、人数分の情報もここで記入します。
ちなみに希望の日付の列車に空きがない場合、この「Choose Seat Number」を押す段階で「空席ありません」と表示されます。
「空席情報は日付選択の段階で教えてくれよ!」って突っ込みたくなりますが、満席の場合はめげずに他の日を探し直しましょう。
ところどころ改善したくなる仕様だぜ…
④ 座席を選択
青緑色のマークが、現在選択されているシートなので、変更したい場合は緑色の「Available」の席の中から選びましょう。
男性女性、そしてお坊さんがどの席に座るのかが事前にわかるって結構面白い。お坊さんの隣に女性が席を取らないようにってことなのかな。
⑤ 支払方法を選択
クレジットカードを登録して支払う他、駅で直接支払うこともできるようです。
⑥ 内容確認
駅で直接支払う場合はこのような画面が出て完了です。支払いには「Book Code」が必要なので、印刷して忘れずに持っていきましょう。
ちなみに乗車の際にパスポートをチェックすることがあるので、忘れずに持参してくださいね。
これで購入完了です!
ちょっと手間はかかるけど、英語で購入できるのはありがたい。
まとめ
いかがだったでしょうか。
鉄道、特に国鉄の車両は、多くの日本人在住者にとってあまり身近な存在ではないですよね。
こういった機会に鉄道の旅に出て、「世界の車窓から」気分を味わうのも、とても素敵ですよ!
「ひまわり列車」、乾季のお出かけ候補の一つにしてみてくださいね。
私がダム湖の線路とひまわり畑を求めて、ロッブリーを旅した時の記事もよかったらご覧ください。