「辛いものが多いから、子連れでタイに行ってもタイ料理は食べられなさそう…」なんて心配している方がいたら、マイペンライです!!!
タイには辛くないタイ料理もたくさんあります!
娘は0歳からタイに住んでいますが、タイ料理が大好き。
この記事では、娘や娘のお友達も大好きなタイ料理たちをレベル別に紹介していきますねー!
親子でタイのレストランを楽しむコツ
イサーン料理と呼ばれるタイ東北部の料理を得意としているお店は、特に食べやすいものが多いと思います。
また、タイのショッピングモールやフードコートには日本食が食べられるお店が入っていることも多いので、そこまで食の心配はしなくても大丈夫です◎
子供でも食べやすい度★★★★★
ほとんどのお子さんが好きだという料理を集めてみました!
カオニャオ(もち米)
もち米を蒸してふっくらとした食感に仕上げた、タイの伝統的な主食。
すぐに乾燥しちゃうので、もち米の塊を袋に入れて、さらに写真のようなカゴに入れて出してくれるところが多いです。(このカゴも可愛いんですよねえ)
もちもちしていて甘さもあるので、子どもは大好きです。
ムーピン(豚肉の串焼き)
こちらも大人気!
甘辛く味付けした豚肉を串に刺して炭火で焼いた料理。タレにつけているからか、お肉も柔らかいんですよね。
カオニャオとセットで売られていることが多いです。
ただ、基本的には屋台料理で、レストランにほぼ置いていません。
コームーヤーン(豚の喉肉の炭火焼)
豚の喉部分の肉を香ばしく焼き上げた料理で、柔らかくジューシーな食感が楽しめます。
薄くスライスされているので、子どもでも噛みちぎれます。
付属のタレは辛いので、そのままの味を楽しんで。
ガイトート(揚げ鶏)
カリッと揚げた鶏肉で、シンプルながらもジューシーなタイ料理。
やっぱり唐揚げは間違い無いですよね。
ピッガイトート(手羽先揚げ)
大きなガイトート(鶏唐揚げ)よりも、子どもにはこちらの方がおすすめ。
鶏の手羽先部分を香ばしく揚げた料理で、皮にしっかり味がついていて、どこで食べても美味しい。
大人にとっても、ビールのお供にピッタリ。
ガイヤーン(鶏の炭火焼き)
先に紹介したガイトートは唐揚げなんですが、こちらは焼き物。
鶏肉に特製タレを絡めて炭火でじっくり焼き上げた料理で、香ばしくジューシーです。
ソムタムトート(揚げソムタム)
タイのサラダ・ソムタムに使われる青パパイヤを揚げたユニークな料理で、外はサクサク、中はしっとりした食感。
子供はフライドポテトのように食べてくれます。(揚げたらなんでも食べてくれる説)
大人は特製のタレにつけて食べると美味しいですよ〜!
ムーデートディアオ(タイ風干し豚)
下味をつけた豚肉を日干ししてから揚げた料理で、外はカリカリ、中はジューシーな仕上がり。甘辛い味がクセになるのです。
こちらもあまりレストランでは見かけません。
カオマンガイ(鶏飯)
出ました!
蒸し鶏とその出汁で炊いたご飯を一緒に盛りつけた定番タイ料理。
辛さやクセがないので、子どもでも食べやすいはず。
さらに食べやすさを求めるなら、茹で鶏よりも揚げ鶏の方が好きな子が多いかも?
ゲーンチュートーフー(豆腐入りスープ)
今まで紹介していてお分かりの通り、タイ料理って子どもが食べられる野菜がたっぷり入った料理が少ないんですよ。
ですので、このゲーンチューを見つけたら絶対頼みます。
豆腐や野菜、豚肉を入れた優しい味の澄ましスープで、タイ料理特有のスパイスが控えめで食べやすいです。
子供でも食べやすい度 ★★★★
辛くなくて食べやすいけど、少しだけ注意の必要なタイ料理たち。
カオパット(チャーハン)
タイ風の炒飯で、野菜や肉類、時にはエビを加えて作られます。
子どもでも食べやすいとよく紹介される定番料理なんですが、味付けでナンプラーが使われているので、日本のチャーハンと比べるとちょっと味がタイっぽいんです。
カオトム・ジョーク(おかゆ)
カオトムもジョークも、どちらもタイ風のおかゆ。
カオトムは雑炊っぽくて、ジョークはお米の原型もなくすくらいにドロドロに似たお粥。
お米がベースで、全く辛くないので子どもでも食べれるんですが、日本のお粥に比べると少しクセがあります。
パッシーユ(甘辛焼き麺)
太めの米麺を甘辛いソースで炒め、卵や野菜と一緒に仕上げた「タイ風焼きうどん」。
「パッ=炒める・シーユ=醤油」ということで、醤油味なので日本人にも食べやすい。特に平たい面は子どもでもモチモチして食べやすいかと。
ただ、一緒に入っているカイラン菜は茎が太めで、苦手な子もいるかも。
クイッティアオ・バミー(タイ風ラーメン)
卵麺とスープで構成されるラーメンで、辛くなく優しい味わい。
同じく麺でクイッティアオ(米麺)もあるんですが、なんとなく卵麺の方がラーメンっぽくて食べやすい印象。もちろんクイッティアオでも全然OKな子も多いです。
トッピングも柔らかい肉や野菜なので安心。
ムーガタ(タイ風焼肉鍋)
中央が焼肉、周囲がスープ鍋になった鍋料理で、野菜や肉を焼きながら、そのエキスをスープにも浸して食べるタイならではの料理。
焼肉と鍋のハイブリッドなので、お子さんでも食べやすいはず。ただタレがタイっぽいので、そこだけ注意が必要です。
カイジャオ(タイ風オムレツ)
タイでは子どもに食べさせる定番となっている、タイ風オムレツ。外側がサクサク、中がしっとりとした卵料理です。
写真では唐辛子やバジルが写ってますが、子ども向けなら普通はついてないです!!
タイスキ(お鍋)
出汁が効いたスープに、野菜や魚介類、肉類などを入れて食べるタイスキ。
実は日本のスキヤキからヒントを得てるとか。
具材も自分で選べますし、しっかり野菜が摂れるのでおすすめ。ただこちらもタレがタイっぽいです。
パッタイ(タイ風焼きそば)
パッタイといえば、ファンの多い定番タイ料理ですよね。
ときどき、子どもでも食べやすいタイ料理として載ってるのを見かけるんですが、パッタイは特に注意が必要な料理だと思ってます。
というのも、7割くらい辛くないパッタイなんですけど、3割くらいの確率で辛いんですよ。
ぜひ先に親が味見をしてあげてください。
プーパッポンカリー(カニのカレー炒め)
カニと卵をクリーミーなカレーソースで炒めた料理で、通常は辛くないため子供にも向いています。
ご飯にかけて食べると美味しくて、娘もプーパッポンカリーが大好き。
ただし、全く辛くないわけじゃないのと、けっこう油を大量に使っている料理なので、食べ過ぎに注意してあげるといいかも。
クンパオ(焼きエビ)
エビを殻付きで炭火焼きにし、シーフードソースでいただくシンプルな料理です。
シーフードソースは辛いので、海老好きな子はソースをつけずに召し上がれ。
クンオップウンセン(春雨とエビの蒸し焼き)
春雨とエビをスパイスや調味料で蒸し焼きにした料理で、香ばしい風味が特徴です。
エビの旨みを吸い込んだ春雨は子どもも夢中になる味!
ただお店によっては八角など中華スパイスをふんだんに使っていたりするので、味見が必要かも。
ソムタムカオポート(とうもろこしのソムタム)
青パパイヤを使ったタイのサラダ・ソムタムって基本的に辛いですよ。
ただし、唐辛子をゼロにしてオーダーすると、子どもでも食べられるようになります。特にとうもろこしなら甘みもあって好きな子も多いはず。
注意点としては、唐辛子ゼロでオーダーしても、ソムタムを作る用のクロックヒン(石臼)に唐辛子のかけらが残ってることもあり、辛さがゼロにならないことがあります。
ですので、親が味見をしつつ、少しくらいの辛いものなら食べられる子なら、野菜不足対策に試してみるといいかなと思います。
まとめ
以上、子どもでも食べやすいタイ料理を紹介しました。
あれ?20個と言いながら22個になってしまいましたが…!
でも、美味しい料理はたくさんあるので、ぜひ親子で一緒にタイ料理を楽しんでくださいね!!