こんにちは!Sunnysideです。
タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。
今回はウボンラーチャタニー県にある、光るお寺「ワット・シリントーンワララーム・プープラオ」について紹介します。
南イサーン地方ウボンラーチャタニー県にある、フォトジェニックなお寺として人気を集める「ワット・シリントーンワララーム・プープラオ」。
夕暮れ時に鈍い光を放つその幻想的な姿は、タイに数多くある美しいお寺の中でも、ここにしかないと言える異質の魅力があります。
今回は、そんなワット・シリントーンワララーム・プープラオへの行き方や注意点などを紹介していきます。
ワット・シリントーンワララーム・プープラオの場所と行き方
ワット・シリントーンワララーム・プープラオは、ウボンラーチャタニー市内から車で1時間半程度の場所にあります。
ウボンラーチャタニー県内は、チェンマイのソンテウの様な観光用の車両がほとんどないので、空港もしくは宿でタクシーを手配してもらい、チャーターして行くのが最も行きやすいと思います。
お寺の名前が長く、地元の人には「ワット・プープラオ」の方が馴染みがあるようなので、通じない場合はそう伝えてみましょう。
日没の時間を確認して訪れよう
ワット・シリントーンワララーム・プープラオは夜に光るのが見どころのお寺ですが、お寺自体もとても美しいので、出来れば日の入り時間を調べて、日没の30分から1時間前を目安に着くようにしましょう。
寺院は見晴らしのいい山の上にあるので、夕方の景色はとても美しい。遥か向こうにはラオスが臨めます。
本堂は美しい曲線を描いた屋根が層になっており、場所は全く違いますが、北タイのランナー様式を思わせます。
本堂の裏の壁に大きな木が描かれています。この木の塗料に蓄光材を使っており、日中に光を溜めて夜に光る仕組みになっています。
本堂の中。
本堂と言っても正面と側面に壁はなく、吹き抜けの仕様になっていて、少し変わった造りです。仏像も光の環ではなく木を背負っています。
本堂を取り囲むように、地面にも色鮮やかなタイルや模様が埋め込まれており、こちらも夜になると光ります。
山の上にあるため、お寺の周囲で180度のパノラマ展望が楽しめます。見晴らしのいい場所で過ごす1日の終わりは、思わずため息が出ちゃう美しさです。
そしていよいよ日が沈みかけ、あたりが暗くなるにつれて、お寺が輝きを放って…あれ?そんなに輝いてない??
ライトアップではないのでピカピカとは光らない!これ留意点!
お天気にもよるのかもしれないですが、肉眼では期待していたより発光が鈍かったので、写真の映えだけで言えば、日没前後の時間帯が最も美しく撮れる印象でした。
真っ暗になる前だと、このように蛍光色に光る木が美しいです。撮影には是非一眼レフや最新のスマホを持って臨みましょう。
一眼レフだと日が完全に落ちても綺麗に浮かび上がってますね。
正面にまわると、先ほどの地面の紋様が魔法陣の様に美しく浮かび上がってました!
地面に描かれた花の模様も、美しく光を放っています。
ちなみにこの塗料が塗られた部分は、ライトを当てると発光します。携帯や懐中電灯を手に取って、絵や字を描くタイ人の方たちが沢山いました。
子供達は結構これが楽しかったようですが、スマホのライト機能しかないと「撮影用」VS「落書き用」でスマホの取り合いが起こりますので、懐中電灯やペンライトを持っていくと平和かと思います。
日が完全に沈むと思った以上に真っ暗
敷地内はライトアップされているわけではないので、日が完全に沈むと、想像していたよりずっと暗くなります。
同行した人と少しでも離れると、「声はすれども姿は見えず」な状態に陥ります。
観光客も多く、デザインを施した地面はつまずきやすいので、暗くなったら同行者とはぐれないように注意しましょう。
ワット・シリントーンワララーム・プープラオ まとめ
いかがだったでしょうか。
ワット・シリントーンワララーム・プープラオは、SNS等でフォトジェニックなお寺として注目を集めて以降、タイ中からウボンラーチャタニーを訪れる人が増えた程、人気のお寺です。
確かに、夜に幻想的に光るお寺という光景は他の場所では見られず、遠かったけれど行って良かったなと満足するお寺でした。
ちなみに、ウボンラーチャタニー市内とワット・シリントーンワララーム・プープラオの間にコーンチアムというエリアがあります。
ここで宿泊すると、お寺にも行き来がしやすくなっておススメです。