2024年11月現在:1バーツ=約4.5円
写真の無断転載は全面的にお断りしております

ウボンラーチャタニー

【ワット・シリントーンワララーム・プープラオ】夜に浮かび上がる光のお寺@ウボンラーチャタニー県

Sunnyside

こんにちは!Sunnysideです。

タイ旅とバンコク街歩きが大好きで、夫と2人の子どもたちとタイ国内を色々と巡り、77県中76県を訪れました。

今回はウボンラーチャタニー県にある、光るお寺「ワット・シリントーンワララーム・プープラオ」について紹介します。

南イサーン地方ウボンラーチャタニー県にある、フォトジェニックなお寺として人気を集める「ワット・シリントーンワララーム・プープラオ」

夕暮れ時に鈍い光を放つその幻想的な姿は、タイに数多くある美しいお寺の中でも、ここにしかないと言える異質の魅力があります。

今回は、そんなワット・シリントーンワララーム・プープラオへの行き方や注意点などを紹介していきます。

ワット・シリントーンワララーム・プープラオの場所と行き方

ワット・シリントーンワララーム・プープラオは、ウボンラーチャタニー市内から車で1時間半程度の場所にあります。

ウボンラーチャタニー県内は、チェンマイのソンテウの様な観光用の車両がほとんどないので、空港もしくは宿でタクシーを手配してもらい、チャーターして行くのが最も行きやすいと思います。

お寺の名前が長く、地元の人には「ワット・プープラオ」の方が馴染みがあるようなので、通じない場合はそう伝えてみましょう。

日没の時間を確認して訪れよう

ワット・シリントーンワララーム・プープラオは夜に光るのが見どころのお寺ですが、お寺自体もとても美しいので、出来れば日の入り時間を調べて、日没の30分から1時間前を目安に着くようにしましょう。

寺院は見晴らしのいい山の上にあるので、夕方の景色はとても美しい。遥か向こうにはラオスが臨めます。

本堂は美しい曲線を描いた屋根が層になっており、場所は全く違いますが、北タイのランナー様式を思わせます。

本堂の裏の壁に大きな木が描かれています。この木の塗料に蓄光材を使っており、日中に光を溜めて夜に光る仕組みになっています。

本堂の中。

本堂と言っても正面と側面に壁はなく、吹き抜けの仕様になっていて、少し変わった造りです。仏像も光の環ではなく木を背負っています。

本堂を取り囲むように、地面にも色鮮やかなタイルや模様が埋め込まれており、こちらも夜になると光ります。

山の上にあるため、お寺の周囲で180度のパノラマ展望が楽しめます。見晴らしのいい場所で過ごす1日の終わりは、思わずため息が出ちゃう美しさです。

そしていよいよ日が沈みかけ、あたりが暗くなるにつれて、お寺が輝きを放って…あれ?そんなに輝いてない??

Sunnyside

ライトアップではないのでピカピカとは光らない!これ留意点!

写真提供:@sawady.chiangmai

お天気にもよるのかもしれないですが、肉眼では期待していたより発光が鈍かったので、写真の映えだけで言えば、日没前後の時間帯が最も美しく撮れる印象でした。

真っ暗になる前だと、このように蛍光色に光る木が美しいです。撮影には是非一眼レフや最新のスマホを持って臨みましょう。

写真提供:@sawady.chiangmai

一眼レフだと日が完全に落ちても綺麗に浮かび上がってますね。

写真提供:@sawady.chiangmai

正面にまわると、先ほどの地面の紋様が魔法陣の様に美しく浮かび上がってました!

地面に描かれた花の模様も、美しく光を放っています。

ちなみにこの塗料が塗られた部分は、ライトを当てると発光します。携帯や懐中電灯を手に取って、絵や字を描くタイ人の方たちが沢山いました。

子供達は結構これが楽しかったようですが、スマホのライト機能しかないと「撮影用」VS「落書き用」でスマホの取り合いが起こりますので、懐中電灯やペンライトを持っていくと平和かと思います。

日が完全に沈むと思った以上に真っ暗

写真提供:@sawady.chiangmai

敷地内はライトアップされているわけではないので、日が完全に沈むと、想像していたよりずっと暗くなります。

同行した人と少しでも離れると、「声はすれども姿は見えず」な状態に陥ります。

観光客も多く、デザインを施した地面はつまずきやすいので、暗くなったら同行者とはぐれないように注意しましょう。

ワット・シリントーンワララーム・プープラオ まとめ

いかがだったでしょうか。

ワット・シリントーンワララーム・プープラオは、SNS等でフォトジェニックなお寺として注目を集めて以降、タイ中からウボンラーチャタニーを訪れる人が増えた程、人気のお寺です。

確かに、夜に幻想的に光るお寺という光景は他の場所では見られず、遠かったけれど行って良かったなと満足するお寺でした。

ちなみに、ウボンラーチャタニー市内とワット・シリントーンワララーム・プープラオの間にコーンチアムというエリアがあります。

ここで宿泊すると、お寺にも行き来がしやすくなっておススメです。

コーンチアムの観光についてはこちら!

ウボンラーチャタニー市内観光についてはこちら!

ABOUT ME
Sunnyside
Sunnyside
タイ在住。バンコクの街歩きと、市場でくつろぐ猫が大好き。ガイドブックに収まりきらないタイ国内旅行の魅力を発信中!よりディープなお出かけはInstagramから

こんな記事もおすすめ