あと数日でタイに戻ります!
残りちょっとの日本生活を満喫しまくっている今日このごろなのですが、外出すると、知らない方に親切にされることが多いです。
あれ?日本って子育て世帯にあんまり優しくないって聞いてたけど、そんなことないんじゃない?
日本でたくさん優しさに触れたので、ちょっと綴ってみたいと思います。
ネットの情報にビビりすぎていた
日本って、子育てするには息苦しいっていう話がネット上に溢れていますよね。
例えば、マタニティマークをつけていると暴言をはかれたり、「席を譲って」というアピールみたいで嫌だから、つけないという話。
私がマタニティマークをつけて日本で過ごしたのは2ヶ月ちょっとですが、危険を感じたことなんて一度もありませんでした。
むしろ、席を譲ってもらうことのほうが多かったです。
もちろん譲ってもらえないことも有りましたが、「譲らない」というよりは、「気づかない」という方が正解なのかな?と思いました。
ベビーカーデビュー!私の場合
ベビーカー論争もよく聞きますね。初詣の参拝時にベビーカーを使うことについて、ネット上で是非が問われていたのも記憶に新しいです。
その他にも、ベビーカーで電車に乗ることについて、迷惑だと思っている人が多いという話もネットで見かけました。
私は昨日、初めてベビーカーでの電車デビューを果たしました!
出発時はけっこう緊張していたんですが、周囲の方にすごく親切にしてもらえて助かりました。
ベビーカーを電車からおろすときに手間取っていたら手伝ってもらえたり、ベビーカーを置きやすいように端っこの席を譲ってもらったり(帰りは子どもを抱っこ紐に入れてベビーカーは手に持っていたので)。
ラッシュ時を避けたこともありますが、ベビーカーでも特に困ったことはなかったです。
子供が大きくなったら荷物も増えるし、言うこと聞いてくれないしで、もっと大変なのかもしれませんが。
その他にも親切がたくさん
子連れで外出すると、親切にされることが増えました。
例えばスーパーに抱っこひもで行って会計をしてもらうとき。店員さんは、必ずレジから袋詰台までカゴを運んでくれます。
3つのスーパーでそうだったので、全国的にそうなのでしょうか?
そんなサービスをしてくれるなんて、子どもを産むまで知りませんでした。
例えば子供連れでバスに乗っているとき。
かなりの確率で、近くのおばあちゃんに話しかけられます。おばあちゃんとお孫さんのほっこりストーリーを話してくれたりして面白いです。
子供連れじゃなかったら、こんなに話しかけられないですよね。
例えば西松屋でタイへ持っていくベビーフードを選んでいるとき。
どれがいいのか分からなくて母と話していたら、通りすがりのお母さんが色々とアドバイスをしてくれました。
瓶詰めのフードは冷凍できるとか、とろみの素やホワイトソースの素はけっこう使えるとか、かなり参考になりました。
あのときのお母さん、本当にありがとう。
その他にも、郵便局の順番待ちを譲ってもらったりとか、タクシーのおっちゃんに「子育て頑張りや!」って声をかけてもらったりとか、親切にしてもらったことがたくさん。
とっても、嬉しい気持ちになりました。
優しさに敏感でありたい
私は、まだ3ヶ月しか日本での子育てを体験していなくて、しかも外出しだしたのは2ヶ月目からなので、まだ全然分かっていないのかもしれません。
タイに行って戻ってきたら、その落差に「やっぱり海外の方が子育てしやすい!」って思うのかもしれません。
保育園探しに奮闘する立場になると、やっぱり日本の子育ては大変と実感するのかもしれません。
でも、せっかく日本でもたくさん優しくされたのに、それを忘れて「海外の人の方がみんな子どもに優しい」と言いたくないなあ、と思いました。
それに、日本にいても海外にいても、「優しくしてもらって当然」と思うようになりたくないなあ、とも思っています。
正直、私も仕事をしているときには、通勤中の電車内で広げたままのベビーカーを見て「邪魔だなあ」と思ったこともありますし、落ち着いたカフェで子どもの泣き声がすると「うるさいなあ」と思ったこともあります。
今思うと酷い話ですが、そんな人も少なくないと思います。
結局、その立場になってみないと分からないんですよね。そんな中でも、分かろうと寄り添ってくれて、優しくしてくれる人は本当にすごい。
また、その立場になってみて優しくしてもらったことを、周囲に還元してくれている人も本当にすごい。
私も、自分がしてもらった分、どんどん周りに優しくしていきたいです。
おわりに
タイから日本に里帰り出産のために戻ってくるときには、日本で妊婦や新米ママとして暮らすことに、少しビビっていました。
それは、ネット上に溢れるたくさんの噂話に踊らされていたからです。どうしてもネット上では、悪意の方が多くて、注目されがち。
でも、それは本当に一部の話なんですよね。
今となっては、出産前の自分に心配しなくて大丈夫と言いたい。
とはいえ、それでも海外の方が子育てしやすいという声が多々あるのも事実。
先輩ママさんたちがそういうので、きっと間違いないのでしょう。どれだけ日本と違うのか、実際に体験してみるのが、今から楽しみです(笑)